ヒンディー語のスピーキングが練習できるアプリを作ってみた
ヒンディー語の文法の学習を進めています。少しずつですが、辞書を見ながらであれば、ヒンディー語の文章が読めるようになってきました。しかし、"文章が読める" と "文章が話せる" は全くの別物。スピーキングに特化した練習をしなければ、話せるようにはなりません。ただ、スピーキングはどうしても1人で学習しづらい領域です。...というわけで、スピーキングを練習する為のアプリを自作してみました。
HindiDrill - Speaking | スマホアプリ
- 頭の中で文章を組み立てる
- 文章を上手に読む
- 相手の発話に素早く反応する
スピーキング能力は大きく上記によって構成されていると言えます。これらを身につけるには、お手本となる表現を記憶し何度も繰り返し口にすることが、もっとも効率的な練習であると僕は考えています。そこで、"文法項目ごとに例文がある"、 "「素早く反応する」を鍛える仕組みがある"、 "お手本と自分の音声を聴き比べられる" という3点に絞ってアプリを開発しました。学習の流れを簡単に紹介します。※文法そのものの学習はスコープ外にしています。
学習の流れ
1. ヒンディー語の例文と発音を覚える
各文法項目ごとにヒンディー語の例文、模範音声、日本語訳が10ずつ用意してあります。模範音声を聞きながら、実際に自分の口で発話してみましょう。ここで完全に覚えきる必要はなく、なんとなくヒンディー語と日本語が一致するようになればOKです 。スタートを押して次に進みましょう。
2. カウントダウンに合わせて素早く発声する
問題の日本語が表示されると同時にカウントダウンが始まります。カウントダウンが終わると同時に、ヒンディー語訳を発話してください。「間違えてもいいや」ぐらいの感覚で、とにかく素早く発話することを心がけてください。
3. 模範音声と自分の発話を聴き比べる
模範音声と自分の発話を聴き比べて、きちんと発話ができているかチェックしてみましょう。もしヒンディー語でわからないところがあれば、例文をタップして辞書を引いてみてください(iPhoneにヒンディー語のキーボードを入れている人はデフォルトの辞書が表示されるはずです)。
流暢に間違いなく発話できるようになれば「簡単」をタップしてください。そうすると次回の学習ではカウントダウンの時間が短くなります。その状態でも難なく発話できるようになれば、もう一度「簡単」の評価をして、その例文がクリアとなります。
4. 学習Tipを読む
ヘッダーの右上にアイコンが表示されている例文にはTipがついています。ヒンディー語は、日本語の例文によっては正しい表現が複数ありますので、Tipを読むことでさらに理解が深められます。
搭載コンテンツ
- Unit 1
- コピュラ動詞
- यह, वह, ये, वे
- 男性名詞と活用形
- 女性名詞と活用形
- 命令形
- 後置詞
- 後置詞 का と所有格
- 後置格
- Unit 2
- 疑問文と疑問詞 क्या
- 様々な疑問詞
- 否定文
- 現在形 (習慣的動作)
- 現在進行形
- Unit 3
- コピュラ動詞の過去形
- 与格構文
- 存在・所有の表現
- 不確定未来形
- 確定未来形
- 完了時制 (過去形)
- 現在完了形
- Unit 4
- 可能の表現
- 比較・最上の表現
- 不定詞
- 義務・強制の表現
- 複合動詞
- Unit 5
- 接続分詞
- कि節
- 仮定文
- 関係詞
学習後のあなたのレベル
ヒンディー語が基本的な文法を使って話せるようになります。 このアプリはユーザーのスピーキング能力を鍛えることに特化しています。とにかく素早く発話をするという点を徹底的に練習をしますので、学習後には自分の言いたいことを口に出すことができるようになっているでしょう。
一方で、特定の例文を丸暗記するやり方ですので、まだまだ表現の幅は不足しているはずです。表現がネイティブから見ると不自然であったり、リスニングで苦戦することもあるでしょう。その辺りの能力は、音読やシャドーイングをしたり、ネイティブと会話練習をすることで伸びていくと思いますが、このアプリではスコープ外としています。
スペシャルサンクス
ヒンディー語の例文は、ヒンディー語YouTuberのMayoさんに校正をして頂きました。お忙しい中、1文1文を丁寧に校正して頂いて、大変助かりました。MayoさんはYouTubeでヒンディー語のレッスン動画を作られていて、これが大変わかりやすい解説で、ヒンディー語独学者の皆さんは必見だと思います。下にYouTubeチャンネルとブログのリンクを貼りますので、ぜひチェックしてみてください。
終わりに
このアプリの学習法である「カウントダウンをして○秒以内にヒンディー語を発話をさせる」という点を友人に話したら、そんなスパルタなアプリを欲しがる人なんているの?と真顔で聞かれました。実のところ僕にもそれはわかりません。我ながらまさに自分好みのアプリを開発したなあと思います。「少なくとも自分は使うから!」と開き直ってコードを書きました。このスパルタかつ単調なトレーニングのアプリが、一人でも多くのヒンディー語学習者の役に立つことを願っています。
デーバナーガリー文字を学習するアプリと音読・リピーティング・シャドーイングの練習をするアプリも開発しています。
ヒンディー語文法と言語学習のおもしろみ
ヒンディー語の累計学習時間が約70時間になりました。デーバナーガリー文字を覚えて、コツコツと文法書を写経してきましたが、そろそろインプットの量も増えてきたので、この辺りで一度学習したことをまとめてみたいと思います。結論を先に書いておくと、ヒンディー語はとても面白いです。別にヒンディー語に限らなくても良いのですが、第二外国語学習は新しい発見がたくさんあって癖になりますね。
第二外国語(ヒンディー語)から見える言語学習の魅力
ヒンディー語はインド・ヨーロッパ語族の仲間です。語族は英語にすると Language Family で、同じ起源から発達した言語の集まりを意味します。他のインド・ヨーロッパ語族の言語には、英語、スペイン語、ドイツ語などがあります。ちなみに、日本語は実はその起源がまだよくわかっておらず、他の言語との関係が不明なんだそうです。語族はそのまま日本語族となります。
同じ語族のヒンディー語と英語、派生が不明な日本語。実はこれらの文法を比較すると「あれ?もしかしてヒンディー語は英語よりも日本語に似ている??」と、思うことが多々あります。語族を飛び越えて感じる共通性、なんだかロマンを感じませんか?少し具体例を紹介させてください。
ヒンディー語と日本語で類似する具体例
語順
में | छात्र | हूँ |
私は | 学生 | です |
日本語話者がヒンディー語を学習する上で一番助かるのは、語順が同じ点ではないでしょうか。英語は「主語 - 動詞 - 目的語」の語順ですが、日本語とヒンディー語は「主語 - 目的語 - 動詞」の語順です。
英語を話すときには、いわゆる英語脳(*英語で考えて英語で話すという例のあれ)に完全にスイッチしないと流暢に話せないですが、 同じ語順であれば頭の中で日本語とヒンディー語を翻訳しながら話しても、片言でなんとか発話できます。
動詞の活用
- 過去形
- 食べる => 食べた
- खाना => खाया
- 命令形
- 食べる => 食べろ
- खाना => खाइये
日本語の動詞には語幹(黒字部分)という部分があり、それ以降を活用させることで様々な表現が可能です。ヒンディー語の動詞にも同様に語幹があり、それ以降を活用することで過去形や命令形などの表現ができるようになっています。
後置詞
मैं | घर | में | पढ़ा |
私は | 家 | で | 勉強した |
日本語には「が」「を」「に」「で」などの助詞があり、これらは文章の中で非常にパワフルな働きをします。「家が」「家を」「家に」など、助詞によって文章の意味が大きく変わります。ヒンディー語で助詞と似た働きをするのが後置詞です。英語の前置詞とも似ているものですが、日本語の助詞と同じく、名詞の後ろに付き、後置詞で文章の意味が大きく変わります。
日本語とヒンディー語、やっぱり似ていますよね?日本語文法の肝である(と勝手に僕が思っている)動詞の活用と助詞と同じような概念がヒンディー語にもあるのは親近感を覚えます。
ただ、やはりインド・ヨーロッパ語族のヒンディー語。英語と類似する点もあります。
ヒンディー語と英語で類似する具体例
that節
It is necessary (for you) that ... |
(आपको) यह चाहिये कि ... |
英語には日本語にはないthat節という概念がありますが、これに似たものがヒンディー語にもあります。その名も कि節 ( कि clauses ) 。that節と同じように、後ろに従属節を従えて主節と結ぶ働きをします。
第二外国語(ヒンディー語)を学ぶおもしろみ
ここまでヒンディー語と他言語との類似性を話してきましたが、もちろんヒンディー語を学習するなかで、初めて出会う概念もありました。例えば、ヒンディー語には、名詞に性があり、男性名詞と女性名詞によって活用の仕方が変わります。 スペイン語などにも名詞に性があるとは聞いていましたが、これは僕にとっては初めてのものでした。名詞に性?なんじゃそりゃ??という未知の体験が、自分の頭の枠組みを無理やり拡げてくれる気がして良い感じです。
また、ヒンディー語を通じてインドの文化を感じることもあります。例えば、日本人はデーバナーガリー文字を学習するときに、文字の書き順を気にします。が、デーバナーガリー文字には実は決まった書き順が厳格になく、文字と文字を繋ぐ横線は最後に書いてね、後はよしなにやってね!ぐらいの感じです。この辺りはなんだかインドらしいなあと。他には、ヒンディー語の所有の表現は「○○が近くにある」といいます。「持つ」と同等の動詞はなく、近くにあるものは俺のもの!というジャイアニズム。これもなんだかインドらしくて面白いですよね。
言語学習を通じて、自分の母語との共通性に気がついたり、その言語の話者の文化を感じたり、そんな発見をしていくことが第二外国語学習のおもしろみだなあとしみじみ思います。英語をビジネスで始める人は多いと思いますが、ビジネスを度外視した第二外国語もなかなか良いものです。だから学校でも第二外国語学習をやっているんだとその意義を再確認しました。社会人になってからの第二外国語も全然遅くない。皆さん、ぜひお試しあれ。
最後に宣伝。ヒンディー語を学習するアプリを作っています。興味のある方、ぜひポチッてくださいまし〜。
プロジェクトマネジメントとプロダクトマネジメントの棲み分けとその組み合わせ
突然ですが「PM」という言葉は何の略称だと思いますか?
Project Manager、それともProduct Manager でしょうか?日本だとProject Manager、海外だとProduct Managerという意味が一般的という話も聞いたりします。また、最近はPjM,、PdMというように明確に呼び分けることも増えてきているそうです。さて、このPjMとPdM、残念ながら呼称どころかその役割さえもよく混同されています。このエントリーでは、両者の役割を明確にし、現場でのベスト・プラクティスを考えてみたいと思います。
プロジェクトマネジメントとプロダクトマネジメントの役割とその融合のベスト・プラクティス
プロジェクトとプロダクトの違い
PjMとPdMの役割を整理する為に、まずはプロジェクトとプロダクトの違いを整理してみましょう。特徴を言語化すると次のようになります。
- プロジェクト
- 「始まり」と「終わり」がある
- プロジェクトの「終わり」の条件を満たすことが重要
- プロダクト
- 「始まり」はあるが「終わり」はない
- プロダクトが市場に受け入れられ続けることが重要
プロジェクトを日本語で言い換えると「目標を達成するための計画や業務」となります。プロジェクトには必ず「始まり」と「終わり」があります。例えば、工場を建てるというプロジェクトであれば、スポンサーの発注によってプロジェクトが始まり、どのような工場を建てるのかを決めて、その通りの工場が建てられたことが確認されてプロジェクトが終わります。どのような工場を建てるのか、といのうがプロジェクトの終了条件となります。
プロダクトを日本語で言い換えると「製品・商品・サービス」となります。プロダクトには「始まり」はあっても「終わり」はありません。例えば、iPhoneというプロダクトは2007年に始まりましたが、それからバージョンアップを重ね、2019年になってもなお多くの人が使用しています。厳密には、プロダクトには製造中止などで終わりが来てしまうものもありますが、それは望ましいことではなく、市場に受け入れられている状態を継続することが重要です。
プロジェクトとプロダクトのマネジメントの違い
プロジェクトとプロダクトの違いについては整理できました。次はそれらのマネジメントについて整理したいと思います。内容が異なるもののマネジメントですので、目標や手段は大きく異なります。
- プロジェクトマネジメント
- プロジェクトの終了条件を満たすことにコミット
- 進行管理、リソース管理、スコープ管理、コスト管理などが主な業務
- プロダクトマネジメント
- プロダクトが生み出す価値にコミット
- 市場分析、戦略・方針の決定、要件・仕様に関わる決定、ユーザー分析、データ分析などが主な業務
プロジェクトマネジメントでは、プロジェクトを終わらせることが最大のゴールです。多くの場合、終了条件は品質、費用、納期によって定義されます。その条件を満たすために、プロジェクトの各フェーズ(立ち上げ期、計画期、実行期、コントロール期など)で、重要なエリア(進行、リソース、スコープ、コストなど)を管理していきます。プロジェクトの進捗を把握し、スポンサーと終了条件を調整していくことも大きな役割の一つです。このような管理や調整がメインの業務になります。
プロダクトマネジメントでは、プロダクトが市場に受け入れられる状態を作るため、プロダクトの価値を高めることが最大のゴールです。しかし、価値の最大化というのは決まった答えがあるわけではありません。その不確実性と向き合い、市場を分析し、戦略を練り、どういう機能を開発するかを意思決定していきます。また、ユーザーインタビューやアクティビティログの分析などを通じて、継続的な改善の方針を決めていくのも重要な役割の一つです。一言で表すならば、何を作るのかを意思決定するのがメインの業務になります。
プロダクトを作るプロジェクトのベスト・プラクティス
さて、ここで難しいのが、世の中には「プロダクト」を生み出す「プロジェクト」が存在することです。 市場に受け入れられるプロダクトを、スポンサーから提示される品質・費用・納期の制限のなかで生み出さないといけません。達成するには「プロダクト」と「プロジェクト」の両方を適切にマネジメントする必要があります。そして、その為には、Product Manager、Project Manager、UX Designer、Engineering Managerの存在が鍵になると考えます。実際の体制をプロジェクトのフェーズに照らし合わせて見てみましょう。
立ち上げ期の主導はProduct ManagerとUX Desginerです。プロジェクトマネジメントの鉄則は、なるべく早い段階で要件・仕様を固めることですが、プロダクトの開発となれば、本当に市場に受け入れられるものは何なのか?を見定める必要があります。そこで立ち上げ期では、Product ManagerとUX Desginerがプロトタイピングを通じて何を作るかを決めていきます。Checkではユーザーテストなどを行い、最大限に市場優位性のあるものを目指します。
一方で、Sponsorは何を作るかが決まっていないものにお金を払うことは難しいです。Project Managerは、プロダクト開発における不確実性をSponsorに理解してもらい、立ち上げ期、実行期での2段階発注などの相談をしなければいけません。また、予算や納期には限りがあります。Project ManagerとEngineering ManagerはProduct ManagerとUX Desginerが定める要件がそれに見合っているかの検証をします。
この流れを繰り返し、市場優位性のある要件が決まり、またそれの実現可能性の確認もでき、Sponsorとの取り決めが終われば、実行期に移ります。
実行期では主導がProject ManagerとEnginnering Managerに移ります。Enginnering Managerが開発をリードし、なるべく短いサイクルでリリースを繰り返します。そのリリースを(できれば設計段階から)Product ManagerとUX Designerがレビューをし、方向性に間違いがないことを確認しながらプロジェクトを進行していきます。
また、リリースを短いサイクルで行うことで、Project Managerも進捗の把握が容易になり、その状況に応じて、Sponsorと各種調整をしていきます。他プロジェクトとのリソース調整など、実開発の外で起こる課題もProject Managerが解決に動き、Enginnering Managerが開発に専念できる状態が作れると開発スピードも上がっていきます。
このように、マネジメントの対象ごとに主担当をアサインし、プロジェクトのフェーズに合わせて柔軟に体制を組み替えるのが、「プロダクト」を作る「プロジェクト」のベスト・プラクティスではないかと思います。
終わり
僕はプロジェクトマネジメントが本業なので、もしかしたら視点が偏った書き方になっているかもしれません。「おい、そうじゃないぞ」というような点がもしあれば、ぜひご指摘ください。プロダクトマネジメントについては、下記の書籍やエントリーから勉強させて頂きました。素人でも勉強できる情報が豊富にあり、本当に便利な世の中になったなあと感じます。また、情報化社会によって市場変化の速度が早い現代だからこそ、今後はプロダクトマネジメントがより重要になるのではと感じています。もっと本腰入れて勉強してきたいですね。
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プロジェクトにおけるタスク管理の大事な3つのポイント
タスク管理、皆さんやっていますか?仕事でタスク管理のマニュアルを書くことがあったので、良い機会だと思って、プロジェクトにおけるタスク管理に対して自分の考えを整理してみました。PMやディレクターなど、進行管理をする方の参考になれば嬉しいです。
プロジェクトのタスクは「優先度」「ステータス」「進捗」の3つの観点から管理せよ
プロジェクトの規模によってタスク管理の最適な手法は異なります。このエントリーでは、プロジェクトやチーム単位のタスクを専任の担当者が管理するときの最適な手法について考えてみたいと思います。結論を先に書くと、優先度・ステータス・進捗の3つの観点からタスクを管理をするのが良いのではないかと思います。
タスクの優先度を管理
いきなり逆説的なことを書きますが、タスクを管理する為には、タスクの総数を極力減らしましょう。総数が多くてメンバーがタスクを捌き切れない状況下では、どんな管理方法をとってもまず上手くいきません。「何をタスクにするか?」がプロジェクトのタスク管理において最も重要です。本当に取り組むべきものだけをタスク化するようにしましょう。
いざタスクを作るときには、全てのタスクに優先度をつけます。優先度のつけ方は色々なやり方がありますが、下記のように重要度と緊急度の2舳で考えることがお薦めです。
タスク化のテンプレート
- 優先度
- 期日
- 終了条件
- 担当者
- 必要工数
タスクには最低限、上記の情報を含めるようにしましょう。情報を埋める順序としては、まず「優先度」を決めます。その次に、優先度を考慮して「期日」と「終了条件」を後工程の人と調整してください(ここで適切に優先度が設定できていることが重要になってきます)。
「終了条件」は何をもってこのタスクを終了とするか?を定義することです。例えば、"○○の調査"というタスクがあった場合、調査の対象範囲はどこまでか、どういう形式で調査結果をまとめるか、誰に調査結果を報告するのか、という具合で終了条件を言語化していきます。調査結果は、テキストで箇条書きするだけで良いかもしれませんし、パワーポイントでプレゼン資料用に仕上げないといけないかもしれません。期日と終了条件はトレードオフになるケースも多いので、リソース状況と優先度を考慮した上で、実行可能な着地点を後工程の人とあらかじめ握っておきましょう。
最後に「担当者」をアサインします。その際に終了条件を説明し、「必要工数」をヒアリングして記録してください。タスクのステータスと進捗を管理するのに役立ちます。
タスクのステータスを管理
「未着手」「着手」「作業完了」「受領」と区分して、タスクのステータスを管理します。ステータス管理にはカンバン方式でカードを移していくやり方が適していると思います。そして、それぞれのステータスに合わせた対応をしていきます。
未着手のタスクへの対応
いつまでに着手する必要があるかを、期日と必要工数から逆算しておきます。そして、その日が近づいても着手されていない場合、担当者にアラートを出しましょう。また、タスク作成時から時間が空いた場合、プロジェクトの状況が変わっている可能性があるので、Slackや議事録などを常に見ておき、関連する情報があれば、タスクにメモを加えてあげておくと親切です。場合によっては、タスクの優先度が変わっていることもあります。こちらも同様にアラートが出せると素晴らしいです。
着手のタスクへの対応
※これは進捗管理として別で説明します。
作業完了のタスクへの対応
作業完了になっているタスクがきちんと終了条件を満たしているかを確認してください。確認は現地現物が鉄則です。担当者にただヒアリングするのではなく、成果物を見ながら終了条件を満たしているかを指差し確認してください。
また、タスクは作業が終わった後、その結果が後工程の人に渡るのが一般的です。後工程の人に連絡が入っているかも合わせて確認してください。後工程の人が受領してタスクは完了と考えるようにしましょう。
受領のタスクへの対応
一定の期間(2週間や1ヶ月)でのタスクの消化量を計測します。必要工数が出ているので、"この2週間では○人日分のタスクが消化できた”というように、定点的に記録をつけていってください。可能消化量がわかれば、プロジェクトの計画の精度が高まりますし、この消化量をいかに伸ばしていくかを工夫することで、プロジェクトの進行がよりスムーズになります。改善の指標の一つにして欲しいところです。
タスクの進捗を管理
着手しているタスクについては進捗を管理します。定量的に進捗がわかるものであればやりやすいのですが、残念ながら全てがそういうタスクではありません。その場合、タスクの終了条件を満たすまでのステップをマイルストーンとして置き、それらがどの程度完了しているかで進捗を測るのが良いです。それも難しい場合は、担当者に後どのくらいの時間で終わるのか定点的にヒアリングしてください。もし期日通りに終わらない可能性が出てきた場合は、すぐに担当者本人や上長にアラートを出しましょう。
また、進捗を確認する際は、何か困っていることがないか合わせてヒアリングをしましょう。もし何かが作業の妨げになっているのであれば、それを除外できるようにサポートしてあげてください。タスク管理者は作業者よりも広い視野や情報を持っていることが多いので、力になれることがきっとあるはずです。
期日通りにタスクが処理されていかない場合
もしここまでのやり方でタスク管理をして、それでもタスクが期日通りに処理されていかない場合、次のような可能性があります。これらはマネジメントによって解決すべきものです。しかるべき相手と相談し、課題解決に向けて動いていきましょう。
- 差し込みのタスクが多い
- リソースが足りていない
- メンバーのスキルセットが合っていない
以上です。僕の思う「こうすれば盤石ではないか」というタスク管理のやり方をまとめてみました。ここまでやるのは専任の担当者がいないと難しいかもしれませんが、大規模のプロジェクトではそうしたPMOを設置する体制を取っても良いのではないかと思います。ぜひ参考にしてみてください。
ヒンディー語の文字(デーヴァナーガリー文字)を学習するアプリを作ってみた
ついに本格的にヒンディー語の勉強を始めたのですが、やはりヒンディー語の文字である"デーヴァナーガリー文字"が最初のハードルです(こういうの → नमस्ते)。「これは繰り返し書いて覚えるしかないなあ」と感じる一方で、紙にペンというアナログ学習は性に合わない...。ということで、手書きでヒンディー語の文字を学習できるアプリを自作してみました。
HindiScript - Devanagari | スマホアプリ
言語学習の初期で重要なのは、その言語の音と文字を一致させながら記憶していくことだと思います。そこで、"手書きで学習できて簡単に模範の文字と比べられる"、"模範の音声が聞ける"、"発音の説明がある"、という3点に絞って、アプリを開発しました。学習の流れを簡単に紹介します。
学習の流れ
1. 模範文字を真似て覚える
「母音」「子音」「母音記号」などのカテゴリーから学習したいものを選びます。すると、模範文字が薄く表示されているので、それを真似しながら、文字を一つずつ記憶していきます。「簡単」「普通」「難しい」と自己評価をするようになっているので、繰り返し学習をしていき、覚えた!というタイミングで「簡単」を押してください。
2. 模範文字なしで練習する
「簡単」が押された文字は次の学習ステージに進み、模範文字の表示がなくなります。アルファベットの読みと音声を頼りに、文字を書いてみてください。その状態で練習を続け、もう大丈夫!というタイミングで「簡単」を押してください。2回の「簡単」でクリアとなって学習対象から外れます。これを繰り返し、全ての文字にクリアしたら完了です。
3. 学習Tipを読む
母音や子音はそのまま覚えるだけで大丈夫なのですが、結合文字など複雑なものに取り組むときはTipを読んでください。より理解を深められます。
搭載コンテンツ
- 母音
- अ, इ, ई, उ, ऊ, ऋ, ए, ऐ, ओ, औ
- 子音
- क, ख, ग, घ, च, छ, ज, झ, ट, ठ, ड, ड़, ढ, ढ़, ण, त, थ, द, ध, न, प, फ, ब, भ, म, य, र, ल, व, श, ष, स, ह
- 母音記号
- क, का, कि, की, कु, रु, कू, रू, कृ, के, कै, को, कौ
- 単語(母音と子音)
- अगर, आम, इधर, ईख, उमर, ऊब, ऋण, एक, ऐनक, ओर, और
- 単語(母音記号)
- नाम, पिता, पानी, बहुत, रुपया, दूध, शुरू, कृपा, देश, भैया, लोग, सौ, हाँ, नहीं,
- 単語(子音結合)
- स्कुल, अच्छा, अम्मा, अक्सर, फ़्लू, छुट्टी, उद्भव, अक्षर, कुत्ता श्वेत, नष्ट, आह्लाद, सह्य, धर्म, धर्मेतर, प्रेम, ट्रक, मित्र, ज्ञान
学習後のあなたのレベル
このアプリでの学習終了時は上記を想定しています。基本的な文字の学習は全て終了、単語の中での読みや書きに一部未習がある状態です。残りは次のステップになるであろう文法や語彙の学習をする際に慣れていけば良いかなと、敢えて情報量を制限しました。
技術的な話を少し
React Native (Expo) + Reduxで開発しました。手書き機能はexpo-pixi、合成音声はAmazon Polly、多言語対応はi18n-js、UIはReact Native Elementsを使っています。カラーをインドの国旗に合わせて、オレンジ、緑、青で構成したのが個人的なこだわりです。取り扱うデータ量が多くなかったので、サーバーを立てず、アプリ側に全ての情報を持たせています。
開発期間は3ヶ月程度ですが、本業の出勤前後の隙間時間と休日の一部を使って作業したので、実質的な工数は20人日ぐらいでしょうか。実際はアプリ開発よりもコンテンツ制作に苦労しました。模範文字は文字データとして持っているのですが、もちろんそれらは自分でタイピングする必要があり、ヒンディー語学習とアプリ開発を並行させるのが大変でした。その大変さもあって、今回は有料アプリにしています。ポチって頂けると飛び跳ねて喜びます。
終わりに
ヒンディー語を独学で学習している人はどのぐらいいるのでしょうか。日本語はもちろんですが、英語でググってもあまりヒンディー語に関する情報がないなあと感じています。IT業界にいる自分としては、自身で学習しながら、役に立つアプリや情報を発信していけたらなと考えています。ヒンディー語学習者の皆さん、ぜひ引き続きよろしくお願いします。
※新たにスピーキングの練習をするアプリと音読・リピーティング・シャドーイングの練習をするアプリも開発しました。
2018年を振り返って
あっという間に2018年も終わりですね。仕事納めが12月28日で無事に終わり、自宅に戻って振り返りの記事を書いています。この振り返りエントリーは2012年から続けているので、こうしてPCに向かうといよいよ年末だなあという実感が湧きます。気持ち良く1年を締めくくり、幸先良い新年を迎えたいものですね。
2018年の振り返り
- 1月 ... Gantt Chart Generatorをリリース
- 3月 ... Precedence Diagram Makerをリリース
- 5月 ... PMだった大型プロジェクトが終了
- 5月 ... 初めてのアメリカ旅行
- 6月 ... PMとして超大型プロジェクトが開始
- 8月 ... 鹿児島旅行
- 9月 ... サウナと出会う
- 10月 ... バクシンをリリース
- 11月 ... ダーツの旅
昨年末のエントリーでは「プロジェクトマネジメントのスキルアップ」「PythonとSQLを覚える」「中学数学、数学IAをやり直す」「筋力トレーニングを始める」の4つを2018年の目標として掲げていました。これらに関しては、途中で方向転換したものや、達成できていないものもあるのですが、おおむね満足のいく1年間になりました。一つずつ振り返ってみたいと思います。
目標 1. プロジェクトマネジメントのスキルアップ
スキルアップには、知識のインプットと、実践のアウトプットの両方が必要です。幸いなことに、2018年は○億円規模の大型プロジェクトを2つもPMとして担当することができて、非常に多くの経験値を積むことができました(その内の一つは今も継続中)。
知識のインプットでは、本を読んでまとめを言語化する、というサイクルを意識して取り組みました。ちなみに、読んだ本の一覧は下記です。プロジェクトマネジメントだけではなく、システムテストや要件定義、エンジニアリングなど、関連する分野の勉強も必要かなと思い、対象範囲を拡げて選択しました。もうちょっと読めたかなあという感じもありますが、実践に活かせる知識もたくさん得られたので及第点としたいと思います。★をつけたのはお薦めの本です。皆さんも是非読んでみてください。
2018年で読んだ本一覧
- ★ エンジニアリング組織論への招待
- 曖昧性との共存
- ★ 曖昧性とのたたかい
- 失敗しないITマネジャーが語る プロフェッショナルPMの神髄
- エクストリームプログラミング
- ユーザーストーリーマッピング
- カンバン仕事術
- 演習で身につく要件定義の実践テクニック
- はじめよう! プロセス設計 ~要件定義のその前に
- ★ Inspired: 顧客の心を捉える製品の創り方
- ★ 知識ゼロから学ぶソフトウェアテスト 【改訂版】
- ★ アジャイルな見積りと計画づくり
- ★ スクラム 仕事が4倍速くなる“世界標準”のチーム戦術
- ★ トヨタ 仕事の基本大全
- 無印良品は、仕組みが9割
- ★ 世界を動かすプロジェクトマネジメントの教科書
目標 2. PythonとSQLを覚える
これは方向転換をして、Python・SQLではなく、JavaScriptに取り組みました。JavaScriptで出来ることも増えていますし、元々JavaScriptは少し書けたので、素人が広く薄くやるよりは、一つを深めていった方が良いだろうという判断です。
アウトプットとしては、Google App Scriptのアドオンを2つ、React NativeでiOSアプリを1つリリースしています。また、仕事のプロジェクトを推進していく為に、AsanaのAPIと連携したSlack Botなど、業務改善ツールにも取り組みました。純粋にモノづくりそのものが楽しかったですし、プログラミングで得られた経験や知見は、本業のプロジェクトマネジメントにも大きなプラスになっていると思います。
プログラミング関連で2018年で一番の経験は、Gantt Chart GeneratorというGoogle App Scriptのアドオンが想像以上にダウンロードされたことです。12月28日時点のユーザー数が 21848人、レビューは57件ついています。1口9.8ドルからという強気な寄付リンクを小さくつけていたら、数十人の方が寄付をしてくれました。2口以上寄付をしてくれる人もいて大変ありがたかったです。その中でも一番嬉しかったのは、コードをGithubに公開しているのですが、ここにスターが50弱ついたことです。自分が作ったものが評価されるということは本当に嬉しいものですね。
また、多くの人が使うからこそ得られる気づきがたくさんありました。例えば、設計の甘さから起こるバグ。世界各国で使われる想定をしていなかったので、時差やサマータイムの対応に苦しみました。他にも、メンテナンス性が考慮できていなくてアップデートするときに特定の手順を踏んでもらわないと動かなくなるとか、本当に様々なトラブルに遭遇しました。設計やテストの重要さを実体験で理解できたのは大きかったです。今後の個人開発、仕事のプロジェクトにこの経験を活かしていきたいと思います。
目標 3. 中学数学、数学IAをやり直す
これは途中で挫折しました。中1から始めて中2の図形までいきましたが、これがもう本当に面白くなかった。気分転換に中3の平方根とかやってみましたが、モチベーションがあがらず、あえなく断念しました。 無念。
目標 4. 筋力トレーニングを始める
これはバッチリ達成できました。NHKの筋肉体操を見ながら毎日やっています。プロテインも飲み始めました。筋肉は裏切らない。筋トレで70kgまでの増量を目指します。
その他
2018年の大きなトピックの1つはサウナとの出会いです。先輩サウナーに導かれて、錦糸町のニューウイングに行ったのですが、完全にやられました。今では週2でサウナに通っています。僕はもうお酒をやめてしまったので、友人の皆さん、今後は飲みではなくサウナに行きましょう。一緒に整いましょう。
2019年の目標
2019年はこの3つを目標にしたいと思います。ヒンディー語はずっとやりたいと思っていていて、インドから帰国して4年近く経ちましたが、ようやく始められるほどの時間的余裕が作れそうです。まずは基本的なヒンディー語を覚えて、インド料理屋で裏メニューを頼むことを目指します。ゆくゆくはインド人をあっと驚かすほどの流暢なヒンディー語が話せるようになりたいです。
怒りの感情のコントロールはずっと自分の課題だと思っていて、仕事で感情的な議論をしてしまう度に反省をしていました。アンガーマネジメントは、anger(怒り)をmanagement(管理)するというもので、精神的ではなくシステム的なアプローチで怒りをコントロールするものです。これが出来たら一つ上のステージに自分が成長できる気がします。
筋トレとサウナはもはや習慣化しているのですが、引き続き継続して、心身の健康を維持したいと思います。2019年で32歳になりますし、これからは健康第一ですね。
終わりに
さて、2018年も皆さま大変お世話になりました。年末はどのようにお過ごしでしょうか。僕は明日から家族旅行に出かけ、大晦日に戻って自宅でゆっくりと年越しをする予定です。歳を重ねるに連れて、こういう年越しが理想的になってきました。それでは皆さまも良いお年をお迎えください。 2019年もどうぞよろしくお願いします。
「人生の100のリスト」作ってみた
もうすぐ32歳。ふと「残りの人生で自分のやりたいことが全部できるのかな?」「そもそも人生でやりたいことって何だったっけ?」と疑問に思うことがありました。そこで、今更ながら作ってみました、人生の100のリスト。作りながら自分が客観視できて、思いのほかやって良かったです。人生、楽しんだもの勝ち。
死ぬまでにやる人生の100のリスト
- 自分のやりたいことを仕事にする
- 海外で働く 達成(2014 - インドで働きました)
- スタートアップで働く 達成(2017 - COMPASSで働いています イマココ!)
- 外資系企業で働く
- 多国籍のチームで働く
- 少数精鋭のチームで働く
- 旅をしながら働く
- プロジェクトベースで働く
- チャリンチャリンビジネスを細々と運営する 達成(2021 - GASのアドオンを有料化しました)
- 教育機会の平等化の為に働く
- ソーシャルビジネスをする
- ボランティアをする
- 外貨を稼ぐ 達成(2015 - 初めてのお客さんはエジプト人でした)
- 時間単価1万円で働く
- 月に10日間だけ働いて暮らす
- 何かの分野のスペシャリストになる
- 起業する 達成(2009, 2015 - Omorey, Wasabiで起業しました)
- Exitする 達成(2016 - Wasabiを事業売却。志半ば...という感じでしたが)
- エンジェル投資をする
- 怒りの感情をコントロールする
- 承認欲求をコントロールする
- 寛容になる
- 相手を尊重してコミュニケーションできるようになる
- 煩悩を断ち切る
- 悟りを開く
- 英語を話せるようになる 達成(2016 - 英語学習についてはここ)
- ヒンディー語を話せるようになる
- プログラミングを出来るようになる 達成(2018 -プログラミング学習についてはここ )
- 資産運用をする 達成(2018 - 投資信託を始めました)
- 日本史の勉強をする
- 世界史の勉強をする
- 哲学の勉強をする
- 宗教の勉強をする
- 数学の勉強をする
- 経済の勉強をする
- 社会学の勉強をする
- 学士を取得する
- 修士を取得する
- 自分のブログを通じて人と会う
- 英語でブログを書く 達成(2019 - Mediumを始めました)
- 世界中の人とインターネットを通じて交流する
- Webアプリをリリースする
- スマホアプリをリリースする 達成(2018 - 予防接種の管理アプリ作りました )
- ○万人規模のサービス/メディアを運営する 達成(2018 - GASのアドオンのユーザーが2万人超えました )
- ○億人規模のサービス/メディアを運営する
- Webメディアに載る 達成(2015 - 東洋経済に載りました )
- ラジオに出る 達成(2016 - NBC長崎放送に出ました )
- 新聞に載る 達成(2016 - 島原新聞に出ました )
- テレビに出る
- 探偵ナイトスクープに出る
- 講演をする
- パネルディスカッションに出る
- 大学で授業を持つ
- 電子書籍を出版する 達成(2017 - 日本語の文法書を書きました)
- 紙の本を出版する
- 47都道府県を全て訪れる
- 世界一周旅行をする
- インド一周旅行をする
- 宇宙旅行をする
- (もう一度)自転車旅行する
- (もう一度)ヒッチハイク旅行する
- 海外で暮らす 達成(2014, 2017 - インド、中国で暮らしました)
- 南国で暮らす
- 田舎で暮らす 達成(2016 - 島原半島で暮らしました)
- 島で暮らす
- インドの文化を体験する(まだまだ足りない)
- イスラムの文化を体験する
- 共産主義の文化を体験する
- アフリカの文化を体験する
- 信仰心を持つ
- 民族衣装を着て生活をする
- ○百万単位で寄付をする
- 漫画家に資金援助をする 達成(2020 - 00:00 Stadio を通じてやりました)
- 政治家を支援する
- 行きずりの困っている人を助けて格好良く立ち去る
- カウチサーフィンのホストをする
- オーケストラを見る
- ミュージカルを見る 達成(2019 - 劇団四季 パリのアメリカ人見てきました)
- ジャズバーに行く 達成(2019 - BLUE NOTE TOKYO 行ってきました)
- 映画の舞台挨拶を見る 達成(2020 - えんとつ町のプペルの舞台挨拶を見ました)
- Got Talentを見る
- TEDを見る 達成(2019 - TEDxOtemachiを見ました)
- フラッシュモブに出くわす
- スタンディングオベーションの一人目で立つ
- ブラボー/ブラバー と一人目で言う
- ベジタリアンになる
- 筋トレで70kgまで増量する(2018/12/22現在は62kg)
- 現金を持たない生活をする
- 職住近接な生活をする
- ホログラム(立体映像)を自宅に導入する
- 自宅に書斎を作る 達成(2020 - コロナ禍によって広い家に引っ越しました)
- アーロンチェアを買う 達成(2019 - エルゴヒューマン プロにしました)
- ディスプレイを2枚買う 達成(2019 - ASUS ZenScreenとiPadのDuetを導入)
- Macbook Proを買う 達成(2018 - 最高!)
- ルンバを買う 達成(2020 - これも最高!)
- 食洗機を買う 達成(2018 - 人類が生み出した最高傑作でした)
- 乾燥機付き洗濯機を買う 達成(2018 - これまた最高でした)
- 一泊20万円以上のホテルに泊まる
- 一食5万円以上の食事をする
- 「人生の100のリスト」を全て達成して新しい100のリストを作る
100個もリストアップできないと思いましたが意外に大丈夫でした。ただ、これらを達成したら人生満足かと言うと、きっとそうではない気がしています。達成する後には新しい価値観を持つ自分がいるだろうし、そのときの自分でまた新しい「人生の100のリスト」を作りたいなと思います。人生はたった一度きり。精一杯楽しみたい。