2020年を振り返って
2020年も残すところ後3日です。今年は本当に激動の1年でした。教科書の中でしか知らなかった疫病が日本にやってきて、まさかこんなにも自分の生活に影響を与えることになるとは...。幸いにも私自身には健康・経済的な被害は出ておりませんが、それでも日々の時間の使い方や物事の考え方には少なからず変化がありました。しっかり2020年の振り返りをして1年を締めくくりたいと思います。
2020年の振り返り
タイムライン
- 1月 ... 会社が小学館グループに参画する形でexit
- 2月 ... コロナウイルスが日本へ到来
- 3月 ... 超大型プロジェクト、iOS版をリリース
- 4月 ... コロナウイルスによる緊急事態宣言
- 5月 ... 働く立場が変わり、より仕事に打ち込む
- 6月 ... 超大型プロジェクト、Android版をリリースし、クローズ
- 7月 ...(Stay home)
- 8月 ... リモートワークのしやすい物件へ引っ越し
- 9月 ...(Stay home)
- 11月 ...(Stay home)
- 12月 ...(Stay home)
Input
- 本
- ソフトウェア・ファースト
- ★The Lean Product Play book
- イノベーション・スキルセット~世界が求めるBTC型人材とその手引き
- 人と組織を効果的に動かす KPIマネジメント
- ファイナンス思考――日本企業を蝕む病と、再生の戦略論
- みずほ銀行システム統合、苦闘の19年史 史上最大のITプロジェクト「3度目の正直」
- 岩田さん: 岩田聡はこんなことを話していた。
- ★HIGH OUTPUT MANAGEMENT
- ★企業変革の実務 いつ、何を、どの順番で行えば現場は動くか
- 組織は戦略に従う
- Customer Success: How Innovative Companies Are Reducing Churn and Growing Recurring Revenue
- Design for Operational Excellence
- ★The DevOps ハンドブック
- シン・ニホン
- ★人材マネジメント入門
- ワークルールズ!―君の生き方とリーダーシップを変える
- WHO YOU ARE 君の真の言葉と行動こそが困難を生き抜くチームを作る
- 役員一年目の教科書
- ★(エッセンシャル版)マイケル・ポーターの競争戦略
- 疲れない体を脳からつくるボディハック
- これからの生き方。自分はこのままで良いのか?問い直すときに読む本
- 良い戦略、悪い戦略
- はじめての課長の教科書
- 経営の教科書
- ★オブジェクト指向UIデザイン
- ★ソフトウェアと経営について(1-1 ~ 2-10)
- 不恰好経営
- 論語と算盤
- カルチャーモデル 最高の組織文化のつくり方
- 誰もが人を動かせる! あなたの人生を変えるリーダーシップ革命
- 「畳み人」という選択
★マークは読んで特に良かった本 - プログラミング
昨年末のエントリーでは「ヒンディー語をCEFR A2レベルで話せるようになる」「本(もしくはMOOCsの講座)を24冊読む」「英語でブログを12エントリー書く」の3つを2020年の目標として挙げていました。
しかし、ほぼ丸1年続いた外出自粛は色々と前提条件を変えてしまいました。リモートワーク中心のStay homeな生活は、便利で合理的な一方、日々の暮らしから彩りを奪い去ってしまったように思います。会社の同僚や友人との何気ない雑談や、外出の際に見聞きするものは、人間にとって大事な刺激の一つだったということです。
そうした環境であっても、なんとか自分の責任を果たすようにと、身の回りの最低限のことに集中した1年間でした。掲げていた目標、その最低限の範囲にないものは途中で止めてしまったものもあります。一つひとつ振り返っていきます。
目標1. ヒンディー語をCEFR A2レベルで話せるようになる
目標未達です。実は途中でヒンディー語の学習を止めてしまいました。年間で240時間の学習を指針においていたのですが、実際の学習時間の推移は以下のようになっています。
コロナ禍が本格化してきた3月に生活リズムを崩してしまい、学習習慣を失ってしまいました。その後、6月になってなんとか盛り返すのですが、長続きはせず10月で完全にフェードアウト。生活リズムを崩したことに合わせて、コロナ禍の影響で予定していたインド一周旅行を断念せざるをえなかったのもモチベーションを失った大きな理由となりました。継続することの難しさを改めて実感しました。
目標2. 本(もしくはMOOCsの講座)を24冊読む
目標達成です。年間で31冊の本を読みました。Inputとして上述していますが、実務に関わるものを中心に良いペースで本を読めたと思います。2020年は仕事の環境に大きな変化がありました。
- 上場を目指していた勤務先のスタートアップが小学館グループに参画という形でexitしたこと
- 資本構成/経営体制のがダイナミックに変化していく中、より経営に近い立場で仕事をするようになったこと
- コロナ禍によって教育業界に大きな変化が起き、急激にICT教育が進んだこと
人間、必要に迫られたら否が応でも行動を起こすものです。大きく変化する外部環境はここ2年の業務の中心であったプロジェクトマネジメント以外のことを自分に求めるようになりました。どんな仕事でもアウトプットの質を保つために自然にインプットに意識が向かいました。
目標3. 英語でブログを12エントリー書く
これは一部方向転換をする形で達成します。元々「インプットを強化する為にも学んだことを自分なりにまとめる」ということを目的にしており、英語で書くというのはせっかく学んだ英語を忘れないようにという程度のニュアンスでした。最初は下記のようにエントリーを書いていました。
ただ、miroというアプリケーションに出会ってから自分の読書スタイルが大きく変わり、以下のように読書をしながらmiroに図解をするようになりました。これは自分の中の読書革命で、学んだ内容が格段に頭に残るようになりましたし、会社の仲間に本の知見を共有することも簡単にできるようになりました。このスタイルも含めると年間12冊はアウトプットにしたので目標達成となります。一応洋書に関しては英語のまま読むことを心がけました。
2021年の目標
- 何か新しいことを5つする
- 本(もしくはMOOCsの講座)を24冊読む
- インプットに対するアウトプットを12エントリー書く
2021年の目標設定は非常に悩みました。まず大前提として2021年もコロナ禍が続いていくということがあります。今日のこのニュース 新型コロナ ワクチン接種 海外は開始 日本は来年2月下旬以降か | NHKニュース によれば、2月下旬をめどに医療従事者、3月下旬をめどに高齢者、その後基礎疾患のある人などに優先して接種を行う方針とのこと。僕のように30代の基礎疾患のない成人男性にワクチンが回ってくるのはまだまだ先になるでしょう。また、ワクチンの接種がすぐには始まらない国が多数派であり、以前のような生活に戻るのはまだしばらく難しいでしょう。
この閉塞感が続いていくのは良い状態とは言えない。というわけで、目標に抽象的な「何か新しいことを5つする」というものを掲げてみます。自分のマインドが保守的にならないように、新しいものに触れて、常に新鮮な状態を保てるようにしたいです。合わせて、2020年と同じく「本(もしくはMOOCsの講座)を24冊読む」と「インプットに対するアウトプットを12エントリー書く」を設定します。これは習慣化されてきており、非常に良い循環を生み出してくれているので継続していきたいです。
本当はもっとワクワク・ドキドキするような目標設定が出来れば良いのですが、そうはいかないのが苦しいところ。社会人になって以来続いていた冒険のような暮らしが早くしたい...。
終わりに
というわけで、2020年の振り返りと2021年の目標でした。繰り返しになりますが、今年は本当に大変な1年でした。しかしどんなに大変であっても1年は変わらず過ぎていく。来年は34歳になります。まだまだ厳しい時勢が続いていきますが、貴重な時間を無駄にしないように、しっかりと1年を楽しめるようにしたいと思います。2021年もどうぞ宜しくお願いします。