巨大プロジェクトとコロナウィルスと33歳の私

ビジネス系の固い話はnoteに書くことにしたので、今回は久々に雑記を書きたいと思います。こういうポエム記事、数年後に読み返すと当時の心境が蘇ってきて実は自分にとってすごく貴重なものだったりするんですよね。外出自粛などで時間を持て余している方はどうぞお付き合いください。

 

コロナウイルスの影響を受けている週末の錦糸町

コロナウイルスの影響を受けてガラガラの錦糸町(Photo from @newwingyoshida)

というわけで近況をダラダラと書いていきます。以下、特に有益な情報は含まれてませんので悪しからず。 

巨大プロジェクトの最重要マイルストーンの達成

上記のプロジェクトを担当してから約1年半、やっと、ついに、ようやく、とうとう、最重要マイルストーンであるiOS版のリリースを達成しました。まだAndroid版の開発が残っているのですが、サーバーや解答評価システムなどはiOSと同じものがAndroidでも使えるので、ここまで来れば後もう少しというところです。

ここに至るまで本当に長かった…。巨大プロジェクトということもあってステークホルダーの数が多く、あちらを立てればこちらが立たず、あの人に話すにはこの人に根回し、そんなドロドロとした政治の世界があり、直球なコミュニケーションを好む僕にとってはストレスの溜まることが多かったです。また、序盤と終盤でプロジェクトを取り巻く環境も大きく変わりました。会社の株主、社長、プロダクトオーナー、プロダクト開発部部長、リードエンジニアなど、主要なプレイヤーが総入れ替えしています(もはや"主要な"というレベルではない)。当然ながらプロジェクトにも大きな影響があり、そのなかでスケジュール通りに進行させていくのはまさに苦難でした。おかげさまでこの1年で白髪と肌荒れも急激に進行しました。とほほ。

ただ、辛いことも多かったですが、得られた経験も大きかったと思います。この経験を次の業務にも活かしていきたいですね。

 

コロナウィルス

コロナウィルス、都内・都外で緊張感に大きなギャップがあるのだろうなと想像します。 そしてまた、国内・国外でさらに大きなギャップがあるのだろうなと。私は以前にインドに住んでいたということもあり、あちらの情報がまだ入ってくるのですが、やはりその対策が日本とは全く異なります。

 

 

VISAの無効化、国際線フライトの停止、そしてロックダウン。モディ首相は感染者数が150名弱の段階で3週間のロックダウンを決断しています。東京都は4月4日時点で891名の感染者。外出自粛を求める一辺倒の対策だと今後も感染者は増えるのだろうなと予想しています。そろそろ個人としては「コロナウィルスにかからない為にどうする?」の視点から「コロナウィルスに感染したらどうする?」のリスク想定にシフトする時期ですかね。地方都市も遠くない先で東京と同じような状況になってしまうのではないでしょうか。

一方で、ただ悲観していても意味がないので、この状況下でどのように生活をしていくかを考えていかないといけません。元々僕は引きこもり気質なので、家に籠もっているのはあまり苦ではありません。最近は電子書籍も随分進んできていますし、大量に読める期間限定の無料マンガまとめ のような便利なサイトもあります。この間は横山光輝三国志全巻が無料になっていて、読破するのに苦労しました。こうした家で出来るエンタメと、近隣の散歩とか組み合わせながら、ストレスなく暮らしていきたいですね。

後は仕事。幸い僕の仕事はリモートワークでも特に大きな支障はありません。ただ、観光業、飲食業、イベント業など、業種によっては非常に大きな打撃だろうと思います。IT業界で仕事をしていた幸運に感謝しつつ、打撃を受けている業界にわずかながらもお金を落としていくようにしたいです。とりあえず食事はUber Eatsを多用しています。周りの飲食店、潰れないように生き残って欲しい。そして、サウナ施設の為にも何かできることをしていきたい...。

 

33歳

2月で33歳になりました。30歳になったタイミングで中国から日本に本帰国しているのですが、その時に「いよいよ30代。これから人生の第2章、東京編の始まりだ」とか中二病のごとく思ってました。20代を第1章、30代を第2章とすれば、この章も1/3がもう終了です。物語で言うと起承転結の「承」あたりですかね。これから物語を転がしていかないといけません。惰性で進めると面白くなくなってしまう。自分の意思で自分の物語をどう転がすか?巨大プロジェクトが一段落した今、それをちゃんと考えていかないと。

 

終わり

というわけで、取り留めもない近況でした。またこういうの書いていきたいと思います。なんだかんだで文章を書くの好きですし。それでは。