2023年を振り返って

 

皆さん一年間お疲れ様でした。毎年振り返りのときは「一年あっという間だった!」のようなことを書いているのですが、今年はむしろ「あれ、あの出来事もまだ今年のことだったのか…」という感覚が強いです。それだけ充実していた一年だったと言うことができると思うのですが、改めて一年を振り返ることで、来年もさらに充実させていきたいと思います。

 

2回目のフィンランド旅行 at イソケンカイステンクルビ

 

2023年の振り返り

タイムライン

Input(本)

 

昨年末のエントリーシートでは「富士山に登る」「フルマラソンで4時間を切る」「ローカルコミュニティと接点を持つ」の3つを設定していました。あえて仕事の目標を入れなかったのですが、GPT-4の登場が仕事にとてつもなく大きな影響を与え、仕事への基本的な考え方から日々の業務内容までを変えてしまいました。プライベートでも、海外旅行を再開したり、小田原へ引っ越したり、不整脈と診断されたりと、今後の生活や自分の考えに影響を及ぼす出来事が多かったです。このエントリーにそれら全てについて書くと凄いボリュームになってしまうので別のエントリーとしてまた書こうと思います。ここではまず目標に対して一つずつ振り返りをしたいと思います。

 

目標1. 富士山に登る

達成です。これは昨年のリベンジの目標でした。昨年は登山のスケジュールと妻の体調が思うように噛み合わずに見送っていたのですが、今年は会社のランニング部のメンバーとチャレンジしてきました。ランニング部、ガチ勢が多くて凝り性の自分としては大変ありがたい存在です。この日も富士山須走口五合目に現地集合という強気(?)な予定でしたが、合計4名のメンバーで登ってきました。

4名とも「富士山に登りたい!」という登ること自体への目的意識が共通して強く、御来光やお鉢巡りは一切考慮せず、朝から登り始めて頂上に着いたら早々にUターンして最終のバスで帰るという弾丸日帰りプランでした。今年は無計画な登山客によるトラブルが多かったようで、日帰りを避けた計画立てることが推奨されていましたが、マラソン完走者ばかりのメンバーだったので、標準コースタイムの8割ぐらいの時間で登って降りる計画でいきました。

頂上付近は岩の壁という感じでした。

3776mというのはたしかになかなかハードでしたが、無事に全員が登山病になることもなく、また怪我をすることもなく、無事に登頂することができました。3000mを超えたあたりからすぐに息があがってしまう体験は初めてで「人間の身体はこうなってしまうんだ」と妙に感心してしまいました。唯一残念だったのは、この日は天気がずっと曇りで景色が全く見えなかったことです。逆に言うと雨を逃れることができて幸運ではあったのですが・・・。富士山の感触を少し掴むことができたので、次は別のルートから再チャレンジして御来光や景色を楽しむのも良いかなと思っています。

登頂の瞬間を撮ってもらっていました。感謝。

 

目標2. フルマラソンで4時間を切る

未達です。これは元々かなりハードルが高いとは思っていたのですが、達成することができませんでした。結果は横浜マラソンに出走して4時間46分でした。

公式の完走証

横浜マラソンの前には21kmであれば2時間を切れるようになっていたので、もしかしたら達成できるのかも?という淡い期待があったのですが、フルマラソンはそんなに甘くありませんでした。

また、この日はスタート前にトイレに行っていたら整列時間に遅れてしまい、遅延組という集団の一員として最後尾からスタートをするという失態を犯してしまいました。タイム自体はネットタイムという自分がスタートした時点からを目標にしているので特に問題ないのですが、4時間を切るペースで走ろうと思っても前の集団が詰まっていて思うように走れないもどかしさがありました。おそらく通常通りスタートしても今の自分の実力では4時間切りは難しかったと思うのですが、完全に力を出し切れた実感もないため、少し後悔が残るレースになってしまいました。

 

目標3. ローカルコミュニティと接点を持つ

未達です。これは自分の性格を見誤っていたというか、案の定ともいうのか、小田原市に引っ越しても、自宅が大好き、1人で趣味を満喫、そしてネット弁慶という性分は変わらず、コミュニティ活動をすることはありませんでした。強いて挙げるのであれば、近所の行きつけの整体の先生に偶然ばったり会ったときに挨拶されたのがローカルコミュニティと接点が持てた瞬間でしょうか・・・。

誤解のないように補足すると、小田原の暮らしは大変満足しています。過去に住んだ場所で一番良いと感じているぐらいです。自分の趣味にアウトドアのものが加わってきたというのも大きいと思いますが、海が近くて山も近くて温泉もある、そういう立地を思う存分に楽しんでいます。

北条五代祭りに来ていた柳沢慎吾

2024年の目標

2024年は以下の3つを目標にします。以下、具体的に内容を補足します。

  1. データ × AI の仕事で成果を出す
  2. 健康のための検査・治療を行う
  3. フルマラソンで4時間を切る(リベンジ)

 

目標1. データ × AI の仕事で成果を出す

2024年はまず最初に仕事の目標を掲げようと思います。これまであまり発信が出来ていませんでしたが、GPT-4の登場とともにR&D組織を立ち上げ、LLMを中心にした仕事をしてきました。過度な期待を持ったピーク期を経て、万能に見えて実は不得手なこともたくさんあってプロダクションに組み込むことの難しさを知った幻滅期に突入し、色々と酸いも甘いも体験した今だからこそ、きちんと成果を残せる状態になったと感じています。新年度はR&D組織をデータ・AIを取り扱う組織に形を変え、より一層コミットしていくつもりです。結果出します!

 

目標2. 健康のための検査・治療を行う

年が明けたら37歳、いよいよ40歳が近づいてきました。もともと40歳になったら身体の総点検をしようと考えていたのですが、まとめてたくさんの検査を受けるのも大変なので、分散させて来年から始めていこうと考えています。

まずは今年に不整脈と診断を受けたのでその定期検診があります。それに加えて、大腸の内視鏡検査をやろうと思います。これまで胃の内視鏡検査はしたことがあったのですが、大腸の検査を受けたことはなく、定期的に下痢になったり便秘になったりしていて、少し気になる症状もあったので、思い切って検査を受けてスッキリしたいと思っています。検査自体は鎮痛剤を使ってもらうのでそこまで心配ではないのですが、検査に至るまでの腸の洗浄が気が重い・・・。もう予約はしているので腹を決めてやってきます。

そしてずっとその場しのぎで乗り越えてきた花粉症の根本治療もやります。高校1年生の頃から付き合ってきた花粉症。よくよく考えると、1年には季節が4つしかないのに、その内の一つが外出できないレベルのアレルギーが出るというのはかなりの異常事態ですよね。スギ花粉には舌下免疫療法という約2~3年のあいだ毎日薬を服用しなければいけないというなかなか厳しい治療法なのですが、長い目で見たときに花粉症でないことによる幸福度の高まりは計り知れないと思い、ようやく重い腰を上げようと決めました。

 

目標3. フルマラソンで4時間を切る(リベンジ)

再びフルマラソン4時間切りにチャレンジします。そろそろ達成できるのではないかという感覚は少しずつ芽生えてきているので、来年こそやってやります!歳を重ねると余計にハードルがあがると思うので、若いときに達成しておきたい目標です!

 

終わりに

というわけで、2023年の振り返りと2024年の目標でした。もうすぐ小田原で迎える初めての正月です。初詣はどこに行くものなのか?そんな些細なことを考えながら年越しの準備ができるのは新しい街に引っ越す醍醐味の一つです。生活に変化があるのはとても良いことです。その内、ここでの暮らしも当たり前になってしまうと思うのですが、そのなかでも常に新しさや変化を見出していきたいと思います。さて、そんなわけで、取り留めもない終わりになりましたが、2023年は皆さん大変お世話になりました。良い年をお迎えください。