2022年を振り返って
2022年もあっという間に終わりですね。ブログを書く習慣はすっかり失われてしまいましたが、1年の振り返りだけは年末の風物詩として続けていきたいと思っています。2012年からはてなブログを書いているので、当時の考えを改めて読むことができるのは貴重に感じます(それ以前はアメブロに書いていましたがその頃の黒歴史は既に葬り去りました)。
今年はコロナが良くも悪くも日常となり、活動の幅が以前のように戻ってきたのではないかと思います。2023年からは久しぶりに海外旅行にも行くつもりです。しっかり2022年を振り返り、新たな1年を迎えたいと思います。
2022年の振り返り
タイムライン
- 1月 ... ピープル&カルチャーユニットへ異動
- 2月 ... 伊豆の温泉旅館「おちあいろう」へ
- 4月 ... かすみがうらマラソン出走
- 6月 ... 京都旅行
- 8月 ... 初登山 at 筑波山
- 9月 ... 会社でエンゲージメントサーベイを実施
- 10月 ... 水戸黄門漫遊マラソン出走
- 11月 ... 佐賀旅行
- 12月 ... プロダクト開発ユニットへ再び異動が決定
Input(本)
- 恐れのない組織――「心理的安全性」が学習・イノベーション・成長をもたらす
- 組織開発の探究――理論に学び、実践に活かす
- 心理学的経営 個をあるがままに生かす
- HRプロファイリング 本当の適性を見極める「人事の科学」
- OECD Education2030プロジェクトが描く教育の未来:エージェンシー、資質・能力とカリキュラム
- 採用基準
- 研修開発入門――会社で「教える」、競争優位を「つくる」
- ストレングス・リーダーシップ―さあ、リーダーの才能に目覚めよう
- 最高の結果を出すKPIマネジメント
- 経営者・従業員・株主がみなで豊かになる 三位一体の経営
- ウェルビーイング
- 幸せな会社の作り方 SDGs時代のウェルビーイング経営の教科書
- 失敗の本質
- 21世紀の社会契約
- 両利きの組織をつくる――大企業病を打破する「攻めと守りの経営」
- 急成長を導くマネージャーの型 ~地位・権力が通用しない時代の“イーブン”なマネジメント
- <新版>日本語の作文技術
- 限りある時間の使い方
- ソフトウェア品質知識体系ガイド (第3版)
- ソフトウェアテストの教科書 [増補改訂 第2版]
昨年末のエントリーでは「フルマラソンを完走する」「富士山に登る」「ピープル&カルチャー領域の仕事で結果を残す」の3つを2022年の目標として掲げていました。定量的なインプットの目標設定はしなかったのですが、最低限は本を読むことができていたようで少し安心しました。学びを続けながら1年を通じて目標を意識して過ごすことができて、良い1年だったと思うのですが、いつもに増して時間が過ぎるのを速く感じました。それだけ充実していたということなのか、それとも加齢によるものなのか…。いずれにせよ目標を一つずつ振り返りたいと思います。
目標1. フルマラソンを完走する
達成です。フルマラソンを2回走ったのですが、2回目の大会で4時間52分のタイムで完走することができました。決して良いタイムというわけではありませんが、一つの区切りである5時間を切ることができて満足しています。
フルマラソン、始めるまでは「いったい何が楽しいのだろう?」というのが率直な気持ちだったのですが、やってみるとドハマリしています。この歳になると新しいことに全くの初心者として挑戦する機会は非常に少なくなりますが、フルマラソンはその機会を与えてくれました。当初は3kmも走れなかったところからスタートして、次第に距離とスピードが伸びていく様子を感じられるのがとても楽しいです。また、42kmを走って発見する自分の身体の感覚など(まさに足が棒になる感じとか)、新鮮な体験ばかりです。もちろん辛い練習も多々ありますが、タイムを4時間30分→4時間→3時間30分と伸ばしていくにあたってまた新たな発見もあるでしょうし、しばらくは続けていきたいと思います。
目標2. 富士山に登る
未達でした。妻と富士山に登る計画をしていたのですが、登山のスケジュールと妻の体調が思うように噛み合わず、今年は見送ることにしました。残念ですが来年に持ち越したいと思います。
一方で、富士山の予行練習として筑波山と大山に登りました。これは中学生の頃以来のちゃんとした登山で、とても良い経験でした。ランニングにもハマっているので、もしかしたらトレイルランニングにも手を出すかもしれません。
目標3. ピープル&カルチャー領域の仕事で結果を残す
達成です...と言い切りたいところですが、この領域の成果は短期的に測るところが難しいところもあります。ただ、自分の中でこの領域での仕事のフェーズを以下のように定義していました。
- フェーズ 1. カルチャーモデル設計 / 定常業務の標準化
- フェーズ 2. カルチャーモデルに基づく制度設計 / 採用母集団の多角化
- フェーズ 3. 継続改善
この内のフェーズ 1 は自信を持って出来たと言えると感じています。企業文化の設計と言語化を進め、組織規模が拡大しても大事にしたい価値観が変わらず継承されていく土台を築くことができたと思います。この言語化は組織風土などの抽象的なところから選考プロセスなどの具体的なところまで設計しきるのが肝なのですが、その両方をバランス良くすることができたのではないかと思います。設計をした一部の資料は外部にも公開しているので興味のある方はご参考までどうぞ。 → COMPASSの選考プロセス
こうした設計を進めるのと同時に定常業務の標準化の推進も行いました。この辺りの取り組みはnoteにも書いたのですが(例: ルーティンやオペレーションなどの定常業務をNotion、Asana、GASで標準化した話)、弊社のピープル&カルチャーは人事と総務を管轄する組織であり、多くの定常業務が存在します。これらを標準化して属人化を解消していくことで、弾力性のある強い組織となってきています。定期的に行っているエンゲージメントサーベイでもその効果が結果として定量的に現れているので、良い仕事ができたのではと自己評価しています。
以上が2022年の目標に対する結果です。富士山だけは残念な結果となりましたが、これも日程的な兼ね合いの問題で、代わりの行動がちゃんと出来ているので、個人的には楽観視しています。1年を通じて充実感もありました。この調子で2023年も良い1年にできればと思います。
2023年の目標
2023年は以下の3つを目標にしたいと思います。
- 富士山に登る(リベンジ)
- フルマラソンで4時間を切る
- ローカルコミュニティと接点を持つ
富士山は前述の通りリベンジ目標です。今年に登った筑波山と大山はいずれも低山なので、少しは山に慣れたとは言え、3776mは自分にとってまだまだチャレンジです。運動をしている今のうちに登っておきたい。来年こそスケジュールと天候と体調に恵まれますように...!
フルマラソン4時間切りはこの中では不確実性が一番高い目標です。ランニングをしない方はこの難易度が想像しづらいと思いますが、フルマラソンに出場するランナーの内の上位約25%に入るレベルです。ちゃんと練習を積み重ねないと届くレベルではないので、怪我に気をつけながら頑張りたいと思います。
ローカルコミュニティと接点を持つというのは、実は2023年2月に神奈川県小田原市に引っ越す予定でして、そこで地場の何かしらの活動に関わっていけたらと考えています。小田原市は人口20万人を下回る地方都市です。これまでの東京暮らしとは変わって、人との距離感も変わってくるだろうと思うので、環境の変化をチャンスに自分の活動の幅を拡げられたらと考えています。
最後の目標については、仕事に関わることを掲げようか考えたのですが、やっぱり止めました。仕事では来年再びプロダクト開発の仕事をすることが決まっていて、会社がさらに成長をしていくためにボトルネックを吸収していくような立ち回りをより求められています。それはそれで職業人として発揮できるパフォーマンスが向上しているのを感じるのですが、これまでの経験やスキルの延長線上でやりくりしている感じもあり、会社の業績は好調なのですが個人としては若干スランプ気味です。そういうこともあって個人の意識としては仕事以外に目を向けるようにできればと考えています。※もちろん仕事は仕事で目標設定はします
終わり
というわけで、2022年の振り返りと2023年の目標でした。これを書いているのが2022年12月30日の夜なので、明日はもう大晦日で年越しです。新年早々に引っ越しをするので、東京での暮らしもラスト1ヶ月。引っ越し先は小田原市なので、東京圏内ではあるのですが、頻繁に都内に来ることは減ると思うので、やり残しがないように東京ならではのことをしておくつもりです。東京にお住まいの知り合いの方、タイミングがあえばぜひご飯も行きましょう。お声がけ頂けると嬉しいです。
さてさてそんなわけで2022年もこれで終了ですね。今年も多くの人に支えて頂いて感謝でいっぱいです。2023年も皆さんどうぞよろしくお願いします。良いお年をお迎えください。