2025年を振り返って

2025年も終わりが近づいてきました。今年は長年働いていた会社を辞めて、大学に進学するという大きな変化があった一年でした。振り返ってみれば、まだこの新生活は丸一年も経っていないわけですが、今では仕事に打ち込んでいた時期がとても昔のことのように感じます。時間の経過が年々と早く感じる今日ですが、今年も1年間の振り返りをして記録に残しておこうと思います。

 

今年一番感動した伊豆の城ヶ崎海岸の堂ノ穴

2025年の振り返り

タイムライン

  • 1月 … ZEN大学へ出願
  • 3月 … 仕事のフル稼働終了
  • 4月 … ZEN大学へ入学
  • 5月 … 取締役の退任 / おちあいろう宿泊
  • 6月 … 奈良国宝展
  • 7月 … 岡山へ帰郷
  • 8月 … 歌舞伎鑑賞 / 八ヶ岳登山
  • 9月 … 鳥取大山登山 / 伊豆峯辺路の旅 / 世界陸上観戦
  • 10月 … 島根旅行
  • 11月 … 大山宿坊体験
  • 12月 … 熊野古道旅行

Input(本)

Input(授業)

  • 導入科目(必修)
  • 基礎科目(選択必修)
    • データサイエンス概論
    • 数学的思考とは何か
    • 多言語ITコミュニケーション
    • 機械翻訳実践(英語読解・作文)
    • 文化人類学
    • マンガ産業史
  • 展開科目
  •  演習・ゼミ
    • 政治を超える哲学Ⅰ

今回の振り返りから大学で履修した授業も載せてみました。以下のエントリーにも書いたのですが、今年はデータサイエンスを専攻していくために必要な高校数学の復習を主にやっていました。それと並行して、必修科目を済ませたり、関心のある哲学の授業を取ったりしています。読んだ本もその方針に関連するものが多くなりました。

さて、実は昨年末に振り返りをしたときは、まだ一部の人にしか会社を辞めることを伝えていなかったため、ブログを書くだけ書いて、半年ほど時間をあけてこっそり公開するということをしました。また、大学入学後の生活がどうなるか全くの未知数であったため、具体的に2025年の目標をたてることが難しく、「環境の変化を思う存分に楽しむ」という抽象的な設定にしたのでした。なので、今年はややざっくばらんに振り返りをしていきたいと思います。

 

目標「環境の変化を思う存分に楽しむ」について

まず「思う存分に楽しめたのか?」という問いに対しては、Yesという回答です。今年は全体的にとても楽しい一年であったという印象です。その要因をいくつか挙げてみます。

第一に会社を辞めたこと。在籍中は幾分か責任ある役職を任せて頂いていて、光栄なことではありましたが、その分の重圧を感じることも多かったです。私の性格が固めというか、変に真面目なところもあり(グラスに入っている半分の水を見たら「もう残り半分しかない」と思うタイプ)、事業が上手くいっているときでも、好調なときにこそすべき仕事があると、心休まるときは殆んどありませんでした。こうした重圧から解放されたことで、日々の心の持ちようが楽になったと感じます。

第二に新しい分野の学びがたくさんあること。何歳になっても新しいことを学ぶのはとても楽しいです。今年は高校数学を習得することに多くの時間を費やしましたが、無事に予定していたカリキュラムを達成することができました。難関大学の受験で出題されるような難しい問題には取り組んでいませんが、例えば以下のような基本的な数学力が試される問題はちゃんと解けるようになりました。これが出来るようにならなければ、大学の授業に全くついていけないところだったので、ひと安心です。

第三にちょうどよい可処分時間があること。現在の仕事は業務委託としてパートタイムで稼働しています。なので、一週間の大半は大学生として過ごしています。大学の勉強は完全に自分1人だけの裁量で進むので、自然と時間の都合がつけやすくなり、なんだかんだで毎月のように旅行に行きました。一番印象に残っているのは、伊豆峯辺という伊豆半島の修験者の道を歩く旅です。1日約20kmずつ、熱海から下田まで100km強の道のりを歩きました。めちゃくちゃ大変でしたが、とても充実した旅でした。

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というわけで、もういい歳した大人ですが、大学生活を満喫させてもらっています。ありがたいことです。

2026年の目標

2026年も大学中心の生活を続ける予定です。よって、目標も学業に関することで設定します。

統計検定2級に合格すること

あまり資格のために勉強するのは好きではないのですが、データサイエンスを専攻するにあたって、習熟度の目安として、統計検定は取得していこうと考えています。2級の定義は「大学基礎科目レベルの統計学の知識の習得度と活用のための理解度」となっていて、まず最初に目指すにはちょうどよいレベル感です。ここまでは現在保有している高校数学までの知識で対応できるので、独学で勉強していくつもりです。

線形代数 / 解析学微積分学)の単位修得

続いて、データサイエンスに欠かせない数学についてです。いよいよ本格的に大学数学の学習の始まりです。線形代数解析学はデータサイエンスをやるには必須の科目です。大学数学の入り口でありながら、応用分野が広く、まずはこれらの理解をしっかり深めていきたいです。ただ単位を修得するのでなく、好成績での単位修得を狙います。数学の得意な人からすれば「それだけ?」というレベル感の目標かもしれませんが、去年まで高校数学が何一つわからなかった自分にとっては大きなチャレンジです。

未踏の地に行く

最後に、大学生らしく、純粋な遊びに関する目標も一つ入れておきます。これまでに自分がまだ行ったことのない場所に行くことを目標にします。国内・国外は問わないですが、できれば両方で達成したい。十分に可処分時間があることは大学生の特権なので、この期間を存分に活かしておきたいです。実は、AIのDeep Researchで「死ぬまでに行っておくべき場所ベスト100」のリストを作ってもらっているので、一つずつ達成していきます!ちなみにGeminiランキングのベストスリーは、マチュピチュ、ピラミッド、タージ・マハルでした(タージ・マハルだけ行ったことがある)。

 

終わりに

というわけで、2025年の振り返りと2026年の目標でした。皆さんの2025年はどのような1年だったでしょうか?2026年もどうぞよろしくお願いします。それでは良い年をお迎えください。

人生というゲームで、何のゲームをプレイするのか?

フルタイムで仕事をすることを辞め、大学生になって8ヶ月が経ちました。学業がメインで仕事がパートという現在の生活リズムにもすっかり馴染んできた感じがあります。一方で、「仕事の第一線を長く離れると、現場の感覚がわからなくなり、復帰することが難しくなる」、そんな話を聞くことがあります。そして、「仕事の人間関係がなくなり、また仕事を頑張っている友人とも話しが合わなくなり、孤立を感じるようになる」とも。まるで仕事を離れることは人生の充実度を下げることと同義であるかのような話です。

たしかに私も仕事の第一線の感覚が失われていくことに多少の寂しさは感じています。大学に通うということは、少なくとも4年は仕事から離れるということを意味します。そこで、このエントリーでは人生の充実さと仕事の距離感について考えてみたいと思います。

 

島根県で体験した石見神楽、室町時代から続く伝統芸能である

充実した人生を送りたい...!

これは私だけでなく、多くの人に共通する想いだと思います。一度きりの人生、充実しているに越したことはありません。では、どうすれば人生は充実するのでしょうか?SNSNetflixなどの娯楽ばかりに時間を使えれば充実するのかと言われれば、実は全然そんなことはなく、むしろ毎日Netflixを見ることはやがて苦痛に変わります。それに、生きていくには当然お金が必要で、仕事をしなければいけないし、歳を取れば健康維持のために軽い運動なんかもしなければいけません。様々な人間関係もあります。人生というのはそう簡単ではありません。

では、複雑な事柄について考えるときは、どのように考えたらよいのでしょうか?私は、自分で制御できないものは所与のものとして受け入れて、自身が制御できるものに集中して向き合うこと、が原則だと考えています。ちょうど今年読んだ 人生の経営戦略 という本が上手く言語化してくれていたので以下に引用します(この文章と図は人生というプロジェクトの基本原理|山口周 で公開されています)。

 

私たちはしばしば、人生を計画する際、他者や組織や社会など、自分ではコントロールできないものを動かそうとして、無用な努力を重ねてしまいます。本書ではこの愚を犯すことを避けるため、自分でコントロールできる戦略変数、すなわち「時間資本」にフォーカスを当てます。

時間資本を、良い学びを得られる「スジの良い学習」や、良い経験を得られる「スジの良い仕事」に投下することで、その時間資本は知識・スキル・経験といった人的資本に転換されます

人的資本が育ってくると、この人的資本が高い水準のアウトプットやパフォーマンスを生み出すことになり、これがやがて「あの人に仕事を頼みたい」「あの人なら間違いがない」といった評判や信用やネットワーク、つまり社会資本を生み出す

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ざっくり言ってしまうと、知識や経験があれば人間関係も資産形成も上手くいき、それらが総合的に人生を充実させてくれる、というロジックです。

私も人生において時間の使い方が非常に重要というのは完全に同意です。

 

人生というゲームは1面・2面の構成になっている

さて、ここからは本記事のタイトルにもある通り、人生をゲームに見立てて、人生の充実さと仕事の距離感について考えてみましょう。

私は人生というゲームは1面・2面の構成であると解釈しています。人生における最初のゲーム、つまり1面は、資本社会を生き抜くゲームです。現代の資本社会に生まれた以上は、金融資本を獲得して生活をしていくことは避けられません。その為の何かしらの資本を獲得すること、これこそが1面のクリア条件です。

このゲームはシンプルです。先ほど引用した「時間資本を人的資本へ、そして金融・社会資本へ」というサイクルは、まさにこの1面を効率よくクリアするための効率的な攻略法です。偏差値の高い大学へ行くこと、良い会社に就職すること、スキルを身につけること、これらはすべて私たちが教育を受ける過程で、無自覚のままに踏襲する、1面を有利に進めるための戦略の一部です。

ゲームがシンプルである一方、実は1面には非常に恐ろしい落とし穴が存在します。それは、意識して「クリア」しない限り、エンドレスにゲームが続いてしまうことです。下手をすれば「もっとお金があれば...」と、ゴールのないマラソンを走り続けることになりかねません。

もっとお金があれば...そう願う気持ちは私も理解できるのですが、人生というゲームには2面が残されていると考えれば、1面をある程度のところで切り上げて次に進むことはとても大事な判断です。なぜなら人生というゲームは金融資本を獲得するゲームでは決してないからです。別にリタイアして悠々自適に暮らせるほどの金融資本がなくとも、最低限のお金を稼ぐことの人的資本があるのであれば、もう1面をクリアして次に進むというのも、人生を充実にするための有効な攻略法の一つだと思います。

 

では2面は一体何のゲームなのか?

1面が資本社会を生き抜くゲームとシンプルだったのに対して、2面は非常に抽象的な設定です。なんと何のゲームをプレイするかはあなた自身が決めてよいです。ある人はここで家族との時間を最大限楽しむゲームをプレイするかもしれません。ある人は世界中を冒険するゲームを、またある人は地元地域の活性化というゲームかもしれません。またまたある人は1面のゲームを引き続きプレイしたいという人もいるかもしれません。

とにかくここで大事なのは、2面はあなたにどういうゲームにするのかの決定権があるということです。多くの人は、所与のゲームである1面を「人生そのもの」だと錯覚してしまっています。しかし、最低限の稼げるスキル(人的資本)、強い信頼感のもと支え合える人間関係(社会資本)、資産収入を得られる元手(金融資本)等、何かしらの方法で資本社会を生きぬく算段がついたならば、人生は次のゲームを始めてよいのです。

この2面の存在に自覚的であること、そしてあなたが選択したゲームに時間を投下すること、これこそが充実した人生を過ごす最大のポイントだと私は考えています。無自覚のまま、延々と1面をプレイすることを強いられていると残念ながら人生が充実する確率は低いのではないかと思います。

 

ここで仕事との距離感について

上記のように考えると、たとえ「仕事の第一線を長く離れると、現場の感覚がわからなくなり、復帰することが難しくなる」という指摘が正しかったとしても、「まあ仕方ないか」というのが私の率直な気持ちです。もし卒業後に再び働き始めたとして、職歴の空白期間によって転職活動に苦戦したり、以前のように稼げなかったとしても、私は人生で金融資本を獲得するゲームだけをプレイしているわけではないので、自身の決断の結果を前向きに受け入れたいと思います。私はどうしても大学が与えてくれる"自身の知的好奇心に寄り添って、経済的利益を度外視して思うままに学ぶ"というゲームをプレイしてみたかったのです。

 

最後に

というわけで、私は大学生になって以来、仕事の第一線の感覚が失われていくことに、多少の寂しさは感じつつも、それもまた人生であると前向きに受け入れています。むしろ本当はもっと学業にコミットする時間を増やしたいぐらいです。この選択がどういう結果を導くのかはわかりませんが、不確実性を伴う人生のゲームを今後も楽しんでいきたいです。

大学でデータサイエンスを専攻します(ZEN大学での履修計画)

2025年4月からZEN大学に通い始め、早くも4ヶ月が経過しました。現時点で2クオーター分の必修科目の学習が終わり(※2クオーターの単位認定試験はまだ)、おおよそ大学生活を通じて学びたいことも固まってきたので、ここで一度言語化して記録に残しておきたいと思います。また、ZEN大学のこれまでの印象も簡単に書こうと思いますので、これから入学を考えている人の参考になれば幸いです。

 

ZEN大学での履修計画表の一部

はじめに

ZEN大学は株式会社ドワンゴが新たに開校したオンライン大学です。そのシラバスは以下に公開されており、誰でも閲覧が可能です。また、学部は知能情報社会学部の一つしかなく、分野を問わず、自由にどんな科目でも履修することが可能です。

 

 

このブログのタイトルに"データサイエンスを専攻"と書きましたが、それは大学が用意している公式のカリキュラムではなく、自分のデータサイエンスを学びたいという志向性に合わせてカスタマイズしたカリキュラムという位置づけです。各科目の依存関係を矢印で繋ぎ、履修するクオーターとマッピングして上記画像のようにまとめました。その具体的な内容について書いていきます。

 

データサイエンスを学ぶための履修計画

カリキュラムのおおまかな流れは以下のように設定しました。個人的には上手く計画を組むことができたのではないかと感じています。

年次 内容
1年 必修科目を取りながら高校数学を復習
2年 大学数学を中心に学び、統計やデータ分析の基礎もいくつか履修する
3年 データサイエンスを中心に学び、最後に数理統計で理論を深める
4年 卒業プロジェクト、ゼミ、演習科目に集中する

1年目: 必修科目と高校数学

ZEN大学には「数理」「情報」「文化・思想」「社会・ネットワーク」「経済・マーケット」「デジタル産業」の6分野の科目が用意されているのですが、共通の導入科目に合わせて、各分野から選択必修科目を1つずつ、さらに言語系の科目を4つ履修することが必修として卒業要件になっています。科目数にして17です。

1科目は15~30時間の動画授業で構成されており、動画視聴に予習復習やレポート作成まで含めて、おおよそ45時間の学習が必要というのが大学側の設計です。実際に授業を受けてみると、それより短い時間で終わることが多いのですが、それなりに必修科目を取るだけで時間がかかるのは事実です。

なので、1年目は必修科目を中心に履修をする計画にしました。ちょうど私の場合は、高校数学をきれいさっぱり忘れているので(というか高校生の頃にちゃんと勉強していない)、社会人大学生にとっては多少退屈な必修科目をこなしながら、数学IIICまでを習得する時間に使うことにしました。

2年目: 大学数学と統計・データ分析の基礎

2年目からようやく大学の勉強が本格的にスタートです。大学数学の基礎となる線形代数解析学を中心に学びつつ、集合と論理やグラフ理論も履修します。数学についての基本的なスタンスとしては、純粋数学を追求していくというよりは、データサイエンスを専攻するために必要な数学を学ぶつもりです。

線形代数解析学は、様々な分野での土台になるものですが、データサイエンスも例外ではなく、例えば機械学習で複数の変数を同時に扱ったり、モデルの変化を捉えるためには欠かせないものです。統計学入門の前提科目にもなっており、こうした基礎となる数学をしっかりに身につけていきたいです。

その他では、グラフ理論は、モノとモノのつながりに着目した学問で、ソーシャルネット分析やネットワーク構造の可視化などに活かすことができるそうです。このように、データサイエンスへの応用がある理論を中心に履修します。

3年目: データサイエンスと数理統計

大学数学の基礎が身についたら、次はデータサイエンスの専門科目を履修します。主にはデータ分析と機械学習に関するものです。ディープラーニングの科目は東京大学の松尾・岩澤研究室の先生が担当されていて、成績優秀者向けの企画も検討されているようなので、頑張りたいところです。データサイエンス実践の科目は、市場調査、モデリング、時系列データと様々な切り口の授業が用意されていて、こちらも同様に楽しみな科目です。

また、データ分析と機械学習の実践の学習後に、数理統計を履修するつもりです。この授業は統計検定1級の統計数理分野の内容が念頭に置かれているそうで、せっかくの大学生活なので、実践の裏側にある理論を学ぶことにも十分な時間を割きたいと考えています。

4年目: 卒業プロジェクト、ゼミ、演習科目

ZEN大学は卒業論文がない代わりに卒業プロジェクトというものがあるそうです。どういうことをやるのかまだよくわかっていないのですが、4年生ではプロジェクトやゼミ・演習などのより実践に近いところに時間を使っていく想定です。

 

以上がデータサイエンスを学ぶための履修計画です。まあ1年後、2年後のことは、計画が変わることも十分ありえるのですが、私の性格的に、全体像を描いてから取り組むほうが頭に入ってきやすいので、履修する科目の主要どころは先に決めてしまいました。後は自分がどれだけ身につけることができるのか、不安と期待が入り混じってワクワクしています。4年生になる頃に、このブログを振り返って進捗を確認するつもりです。がんばれ、俺!

 

これまでのZEN大学の感想

最後に、ZEN大学の入学を検討している人向けに、これまでのZEN大学の感想を書いておきます。結論、私の満足度は高いです。やはりZEN大学は情報・数理系の科目に強みがあり、履修計画について書いてきましたが、学びたいことが学べる環境だと感じています。一方、開校したばかりで課題に感じることも当然あるので、私が思う良いところと伸びしろを書いておきます。

良いところ

授業がわかりやすいです。私が大学に期待する優先度一位はこれなので、後述の伸びしろの内容を考慮しても、ZEN大学にとても満足しています。実は、以前に放送大学の授業を受けたことがあるのですが、そのときは「オフラインの授業を放送しているだけ」というのが正直な印象でした。一方、ZEN大学の授業は、完全にオンラインを前提にしていて、スライドはもちろんアニメーションやペンツールなどを駆使して、動画上でとてもわかりやすく解説してくれます。また、当然ですが動画は繰り返し再生することができるので、自分が理解できるまで何度も再生できるのもよいです。

伸びしろ

伸びしろは正直めちゃくちゃありますw しばらくの間は「開校したばかりの大学はこんなものだ」と割り切ることができて、例えば教材に誤植があったとしても、イライラすることなく、誤植報告フォームに献身的に書き込むことが苦にならない性格でないと、不満を持つことが多いと思います。校務のオペレーションも当然仕上がっておらず、「なぜこんなことになるのだろう?」と疑問に感じることは少なくありません。

 

それでもトータルでは面白い学校だと思うので、学びたいこととZEN大学のシラバスが一致していて、カオスな環境を楽しめる人は飛び込んでみても良いのではないでしょうか。ZEN大学は全学生が一つのSlackのワークスペースにいますので、これを読んでいる人に学友としてSlackで出会えることを楽しみにしています。

2024年を振り返って

2024年もあっという間に終わってしまいました。毎年恒例になっているこの振り返りのブログ、落ち着いて今後のことを考える良い機会だと年々感じます。過去の記録が残っていくというのもよいですね。「あの時はこういうことを考えていたのかあ」と自分でも忘れていた記憶が蘇ってきます。さて、ということで今年も早速始めていきましょう。

 

屋久島の縄文杉。実物は写真よりもさらに力強い

 

2024年の振り返り

タイムライン

  • 1月 … 大腸の内視鏡検査
  • 2月 … 山賊サウナ爆誕…!
  • 3月 … 雪の大山登山
  • 4月 … かすみがうらマラソン出走
  • 5月 … 伊豆 / 香港 旅行
  • 6月 … 丹沢(塔ノ岳→三ノ塔)登山
  • 7月 … 不整脈の心電図検査
  • 8月 … 富士山 御殿場ルート登山
  • 9月 … 舌下免疫療法をスタート
  • 10月 … 東丹沢のトレラン
  • 11月 … 車の購入
  • 12月 … 屋久島 / 熊野古道 旅行

Input(本)

 

昨年末のエントリーシートでは「データ × AI の仕事で成果を出す」「健康のための検査・治療を行う」「フルマラソンで4時間を切る(リベンジ)」の3つを設定していました。1年を終わって振り返ると目標設定の影響もあって健康に関わるイベントが多く入っています。インプットの内容もデータに関する本が増え、日常的にLLMのニュースを追いかけていた1年でした。

目標以外では、地元の友人と海外旅行をしたり、毎月のように山に行っていたり、車を買ったりと、かなり充実したプライベートだったように感じています。また、後述しますが、40歳が近づくにあたって、残りの人生のことを考えることが増えて、人生論に関する本を読むことが多くなった1年でした。

まずは目標に対して一つずつ振り返りをしていきます。

 

目標1. データ × AI の仕事で成果を出す

仕事の目標に対する振り返りはプライベートのブログでは勝手に書けないことの方が多くて難しいところがあるのですが、公開情報と差支えのない範囲に絞って書いていきます。結論、一定の成果が出せたのではないかと考えています。どういう方針で仕事をしていたのかは以下のnoteに書いているのでよければご覧ください。

簡単に言うと「データ分析基盤を刷新する」「ワークフローをAIで半自動化する」という取り組みをしてきました。前者は、刷新前と比べて、取り扱うデータの種類や量が増えても、メンテナンス性を毀損することもなく、コストも低いという状態が実現できています。後者は、社内のシステム開発・コンテンツ制作の一部の業務を自動化したり、重要な技術の特許を取得したりしました(例: 学習の習熟状況に対して、学習課題または推奨の学習内容に関する説明文を取得する技術)。

技術の変化が早い業界なので、2025年はまた全く新しい世界観になると思いますが、2024年にやれることはやったのではないかと思います。

 

目標2. 健康のための検査・治療を行う

40歳に向けて身体の総点検をする一貫で、今年は大腸の内視鏡検査・花粉症の舌下免疫療法不整脈の心電図検査をやってきました。予定していたことを予定通りにできて、また目立った異常もなくて一安心です。

人生を豊かにしてくれるのはお金ではなく経験(≒思い出)。そして、その経験を積み上げていくには健康であることが何より重要です。今後も健康のために時間とお金を使っていこうと思います。

 

目標3. フルマラソンで4時間を切る(リベンジ)

残念ながらリベンジ失敗です。かすみがうらマラソンに出走して4時間54分でした。無念。

ラソンの1ヶ月程前に足を痛めてしまって、長距離の走り込みができないままに本番を迎えてしまったのが敗因だと思っています。このタイムは前年の横浜マラソンよりも遅いため、かなりの不完全燃焼なのですが、毎年のようにフルマラソンのタイムを目標にして未達というのを繰り返しているので、この目標を来年も掲げるのは止めようと思います・・。うーん、残念。

 

その他. 車を買いました...!

その他の2024年の大きなイベントでは、なんとついに車を買いました!地元岡山で18歳の頃にボロボロの中古車を購入して以来、約20年振りの車生活です。

これで冬にサウナに行っても湯冷めせずに帰れます

僕は今小田原市に住んでいるのですが、東京都内とは交通事情は大きく異なり、小田原駅周辺であればなんとか車がなくても生きていけるレベルです。車があったほうが便利なことは間違いありません。猛暑の7月に「運動にもなるし自転車でがってん寿司まで行こう」と妻にそそのかされて片道30分かけて回転寿司を食べに行ったときに、猛烈な暑さに耐えかねて、いよいよ車を買おうと決心しました。

いざ納車されてみると、今までなぜ車なしで生活していたのだろうと疑問になるほど快適です。小田原は駅から離れた場所にたくさんお店があるので、車があることによって利便性が一気に上がりました。また、12月に三重県まで車で熊野古道を歩く旅行をしてきたのですが、山に入るときは荷物がそれなりに多くなるため、家から宿まで車移動ができるのは本当に楽でした。お金を浪費するのはよくないですが、必要なことにお金を使うことで、人生が豊かなになるというのを実感した次第です。これからも愛車とともに色んな場所に出かけるつもりです。

 

2025年の目標

さて、2025年なのですが、2月で38歳になり、社会人になって20年(高卒で仕事をしているため)、40歳まで後2年というタイミングです。実は、ここで人生の後半戦を見据えて、大きな変化を起こそうと考えています。

具体的には、仕事を辞めて大学に行こうと考えています。なぜ大学に行くのかの理由は改めて別の記事で書くつもりです。というわけで、2025年の目標を立てるには環境の変化が大きすぎて難しいのですが、この環境の変化にとてもワクワクしています。強いて言えば、この環境の変化を思う存分に楽しむことが2025年の目標になりそうです。

 

終わりに

2024年の振り返りと2025年の目標でした。これを書いているのは2024年の年末年始なのですが、公開するのはしばらく先になる見込みです。仕事を辞めることを社内外の関係者の皆様にお話しをする必要があるためです。公開する頃には、通う大学など、より自分の進路も具体的になっているはず。そのときを楽しみにして、この記事はここで終了にしたいと思います。それでは2024年は皆さん大変お世話になりました。どうぞ良い年をお迎えください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

病気と幸福、そして人生

久しぶりのポエム記事です。まず最初に、僕自身が大病にかかっているということではありませんのでご心配なく。ただ、最近になって健康や幸福について考えさせられる出来事が立て続けに起きたため、今の自分の考えを記録しておきたいと思います。

at 熊野古道伊勢路 馬越峠。岩の上に木が立っていて自然の生命力を感じる

 

不整脈の診断を受けました

2023年度の健康診断で指摘を受け、その後の精密検査で不整脈であるという診断を受けました。不整脈は、脈がゆっくり打つ、速く打つ、または不規則に打つ状態を指す、心臓の病気です。不整脈には色々な種類があり、加齢とともに起こるものもあるので、内容によってはそこまで心配するものではないのかもしれませんが、実は僕が不整脈の診断を受けるのは2回目であるため、自分にとってはインパクトのある出来事となりました。

最初の不整脈は僕が中学生の頃でした。正確な病名はもう覚えていないのですが、発作が起きたときに心拍数が220/分 程度にまで達してしまうという症状でした。安静時の心拍数は50~70/分 なので、約3~4倍の数値です。全力ダッシュしたとき以上に心臓がドキドキしていたのをよく覚えています。そして、中学2年生の頃にカテーテルアブレーションという手術を受けることになります。これは太ももの付け根の太い血管から細い管のようなものを入れていき不整脈を引き起こしている異常な回路を焼き切ってしまうという内容でした。手術は無事に終わったのですが、中学2年生の僕にとってはなかなかの衝撃的な出来事で「もう手術は受けたくない」と強く思ったものでした。

そこに約25年越しの不整脈という診断です。正直ショックでした。今回の不整脈心室性期外収縮というものだそうです。詳細な症状を以下に引用します。

不整脈の中で最もよく見られるのが期外収縮です。これは心臓の中で規則的に電気を送ってくれる"発電所"(洞結節)とは別の場所から、やや早いタイミングで心臓に電気が流れる現象です。初めに説明しましたように、期外収縮は30歳をすぎる頃からほとんどの人に認められ、年齢と共にしだいに増加します。

このうち心房から出てくる期外収縮を心房性期外収縮、心房の下の心室から出てくるものを心室性期外収縮といいます<下図>。これらが出ると、脈が1拍欠けたように感じますが、決して心臓が止まったわけではありません。やや早期に心臓が収縮したために、脈としてふれることができなかった、つまりその1拍分の脈圧が弱かったために脈をふれなかっただけにすぎません。

期外収縮はそれを感じない人の方が多いのですが、のどや胸の不快感や動悸、またはキュッとしたごく短い時間の痛みとして感じる人もいます。期外収縮が連続して出現したときは一時的に血圧が下がり、めまいや動悸がすることもあります。

期外収縮は病気に関連して起こることもありますが、多くは病気とは関係なく、年齢や体質的な理由で出ます。ただ心室性期外収縮の一部は心筋梗塞や心筋症が原因で起きている場合があり、そのため危険な不整脈に移行することがあります。

期外収縮があるといわれたら、原因の病気がないか、また期外収縮から危険な不整脈に移行する可能性がないかを一度は調べてもらったほうがよいでしょう。

 

 

国立循環器病研究センター 

その診断の結果は、心臓の機能そのものに問題があるところはなく、不整脈の頻度もすぐに治療が必要なものではないという結論でした。まずはひと安心です。具体的には次の判断基準で治療を行うとのことでした。

心室性期外収縮の治療基準

僕の場合は不整脈の頻度が1850回/day、心機能に問題なし、ということで経過観察となりました。1年に1回、24時間の心電図を測り、不整脈の頻度がどのように推移していくかを見守っていく予定です。以前のように手術が必要というわけではなくて良かったのですが、自身の健康について考える一つのキッカケになりました。

 

山崎元氏、死去

2024年1月1日に経済評論家の山崎元氏が食道がんのため亡くなりました。僕が山崎さんのことを知ったのは2017年に著書のほったらかし投資術をたまたま手にとったのがキッカケです。当時は今ほどFIREや資産運用という言葉が話題になることは少なかったのですが、山崎さんは「インデックス投資をしたら後はほったらかしにしておけ」という非常に簡潔な主張を繰り返しされており、僕はその影響を受けてインデックス投資を中心にした資産運用を始めることになりました。

2017年以降の株式相場は、長期的な上昇トレンドの中で2020年にコロナウイルスによる暴落が起きたりと、それなりに色んなイベントがあったのですが、山崎さんの著書にならって淡々とインデックス投資のほったらかしを続けてきたおかげで、それなりにまとまった資産を築くことができました。経済的な自立は人生に余裕を与えてくれます。それまで資産運用などに全く興味がなかったため、現在感じられている少しばかりの余裕は山崎さんのおかげであるという感謝の気持ちがあります。

そんな山崎さんがまだまだ若くして亡くなってしまった。しかも定期的な健康診断を怠って癌の早期発見をすることができなかったのが一因であるというのは非常にショックでした。そのときの様子を闘病中にも関わらずYouTubeに出演して赤裸々に語ってくれています。ホリエモンは予防医療に力を入れているので、批判されること間違いなしの状況で、出演されているのも見事だと思いました。

 

 

また、闘病中に山崎さんが書いていたnoteは必見です。余命宣告を受けながらも力強い文章で最後まで読者に何かを伝えようとしてくれました。私が特に印象的だったのは以下の部分です。

再発に至ったことに関して、それまでの治療方針や検査などの選択を検討し後悔するような気持ちは一切起きなかった。ここまでに至った諸々は、「サンクコスト」である。大事なのは、これから何をするかだけだ。

...

さて、では私はどのような人に会いたいのか。「サンクコストにこだわるな、機会費用を見落とすな」を長年意思決定の習慣としている私としては、昔話をしたがる人物には現在全く会いたいという気が起きない。
 現在を理解したり、時間が短いとは言えこれから何かをしたりする参考になるアイデアを持った人物に会いたい。

「癌」になって、考えたこと、感じたこと(4) 

 

さて、客観的に「持ち時間」を予想し、これに対応して、一方で「希望」も捨てないことが、共に重要だということが、もともとの筆者の主張であった。
 この考え方は、幸福の追求がぎりぎりまで出来ること、と「人生の通算成績」は死後に持って行くことは出来ないということの二つの強力な事実によって支えられている。
 とは言え、「予想」される持ち時間が、急に短縮されてしまった場合にこれにどう向き合うかは精神的にもハードな作業だ。
 筆者は、先ず2023年の3月に再発が分かった時に余命平均ベースで半年、悪いケースで3か月の「持ち時間」を覚悟した。その後、11月から12月にかけて急速に体調が悪化した時に、平均で2か月、最悪で1か月と意識した。このような場合、何をするかの選択は、最悪のケースの方を意識して行うべきものだろう。
 2年、3か月!、1か月!!。原理は同じはずなのだが、1か月ともなると、向こう側からも時間がこちらに迫ってくる感じがする。
 しかし、このような時こそ、原理に立ち返るべきだ。
 最期の日のぎりぎりまで幸福は追求できる。一方、他人はその人を過去の業績その他で評価しようとするかも知れない。実は、このズレを上手く利用することが良い人生を送るコツになるのではないか。「本人」にとって、他人からの評価は「サンクコスト」に過ぎないからだ。
 いくら努力しても過去の蓄積を「本人」は将来に持ち込むことが出来ない。
 過去は「他人」のもの、最期の一日は「本人」のものだ。お互いに機嫌良く過ごす上で邪魔になるものは何もない。
 上機嫌なら全て良し、と思うがいかがだろうか。

「癌」になって、考えたこと、感じたこと(5) 

山崎さんの最後の記事は、山崎さんの生き方が詰まっていて一部を引用することが難しく、全文を引用させて頂きました。自身の持ち時間を冷静に捉えたうえで、希望を失わず、最後まで充実した時間を過ごそうとしたその生き様には非常に感銘を受けました。もし私が癌になったとしたら到底このような思考を持つことは無理であったと思います。改めて山崎さんのご冥福をお祈りします。

 

さて、では自分自身の残り時間は?

僕は煙草も酒もやりません(昔は大いにやってましたが)。運動と睡眠も十分にとっている方です。日本人男性の平均寿命である80歳近くまで残り時間があると考えても過度な見積もりではないはずです。しかし、交通事故や災害に遭って急に命を落とすかもしれません。そこまででなくても、前述の不整脈が悪化して趣味であるサウナやランニングが十分にできなくなるかもしれません。

人生は誰しもが有限なもの。まずはこの当たり前の事実を忘れずに生きていくことが重要です。次のマラソンが人生最後かもしれない。このサウナ施設に行くのは今回が最後かもしれない。毎回こんなことを考えるのは大げさかもしれませんが、その認識を持ちつつ、次の一回を惰性でやらずにしっかりと楽しむようにしたいです。

思い出は複利的に人生を幸福にしてくれるという考えがあります。記憶がある限り思い出を通じて人生の出来事を再体験することができる、その経験を話題に友人と笑いあい絆を深めることができる、という考え方です。

これは僕も非常に共感するところなのですが、山崎流に言えば過去の人生の出来事はサンクコストです。過去の武勇伝を何度も会う度に語る人に嫌気が差した経験を持つ人も少なくないのではないでしょうか。思い出に浸るというのは楽しい時間である一方で、何度も繰り返すとその思い出は陳腐化していきます。つまり、時間の有限さを忘れず、新しく楽しい思い出を築けるように日々を過ごしていくことが、人生を充実させる生き方だと言えるのではないでしょうか。

あらためて、1日1日を大切にして、新しい経験を積むことにチャレンジしていこうと心に刻みました。

 

 

 

 

 

2023年を振り返って

 

皆さん一年間お疲れ様でした。毎年振り返りのときは「一年あっという間だった!」のようなことを書いているのですが、今年はむしろ「あれ、あの出来事もまだ今年のことだったのか…」という感覚が強いです。それだけ充実していた一年だったと言うことができると思うのですが、改めて一年を振り返ることで、来年もさらに充実させていきたいと思います。

 

2回目のフィンランド旅行 at イソケンカイステンクルビ

 

2023年の振り返り

タイムライン

Input(本)

 

昨年末のエントリーシートでは「富士山に登る」「フルマラソンで4時間を切る」「ローカルコミュニティと接点を持つ」の3つを設定していました。あえて仕事の目標を入れなかったのですが、GPT-4の登場が仕事にとてつもなく大きな影響を与え、仕事への基本的な考え方から日々の業務内容までを変えてしまいました。プライベートでも、海外旅行を再開したり、小田原へ引っ越したり、不整脈と診断されたりと、今後の生活や自分の考えに影響を及ぼす出来事が多かったです。このエントリーにそれら全てについて書くと凄いボリュームになってしまうので別のエントリーとしてまた書こうと思います。ここではまず目標に対して一つずつ振り返りをしたいと思います。

 

目標1. 富士山に登る

達成です。これは昨年のリベンジの目標でした。昨年は登山のスケジュールと妻の体調が思うように噛み合わずに見送っていたのですが、今年は会社のランニング部のメンバーとチャレンジしてきました。ランニング部、ガチ勢が多くて凝り性の自分としては大変ありがたい存在です。この日も富士山須走口五合目に現地集合という強気(?)な予定でしたが、合計4名のメンバーで登ってきました。

4名とも「富士山に登りたい!」という登ること自体への目的意識が共通して強く、御来光やお鉢巡りは一切考慮せず、朝から登り始めて頂上に着いたら早々にUターンして最終のバスで帰るという弾丸日帰りプランでした。今年は無計画な登山客によるトラブルが多かったようで、日帰りを避けた計画立てることが推奨されていましたが、マラソン完走者ばかりのメンバーだったので、標準コースタイムの8割ぐらいの時間で登って降りる計画でいきました。

頂上付近は岩の壁という感じでした。

3776mというのはたしかになかなかハードでしたが、無事に全員が登山病になることもなく、また怪我をすることもなく、無事に登頂することができました。3000mを超えたあたりからすぐに息があがってしまう体験は初めてで「人間の身体はこうなってしまうんだ」と妙に感心してしまいました。唯一残念だったのは、この日は天気がずっと曇りで景色が全く見えなかったことです。逆に言うと雨を逃れることができて幸運ではあったのですが・・・。富士山の感触を少し掴むことができたので、次は別のルートから再チャレンジして御来光や景色を楽しむのも良いかなと思っています。

登頂の瞬間を撮ってもらっていました。感謝。

 

目標2. フルマラソンで4時間を切る

未達です。これは元々かなりハードルが高いとは思っていたのですが、達成することができませんでした。結果は横浜マラソンに出走して4時間46分でした。

公式の完走証

横浜マラソンの前には21kmであれば2時間を切れるようになっていたので、もしかしたら達成できるのかも?という淡い期待があったのですが、フルマラソンはそんなに甘くありませんでした。

また、この日はスタート前にトイレに行っていたら整列時間に遅れてしまい、遅延組という集団の一員として最後尾からスタートをするという失態を犯してしまいました。タイム自体はネットタイムという自分がスタートした時点からを目標にしているので特に問題ないのですが、4時間を切るペースで走ろうと思っても前の集団が詰まっていて思うように走れないもどかしさがありました。おそらく通常通りスタートしても今の自分の実力では4時間切りは難しかったと思うのですが、完全に力を出し切れた実感もないため、少し後悔が残るレースになってしまいました。

 

目標3. ローカルコミュニティと接点を持つ

未達です。これは自分の性格を見誤っていたというか、案の定ともいうのか、小田原市に引っ越しても、自宅が大好き、1人で趣味を満喫、そしてネット弁慶という性分は変わらず、コミュニティ活動をすることはありませんでした。強いて挙げるのであれば、近所の行きつけの整体の先生に偶然ばったり会ったときに挨拶されたのがローカルコミュニティと接点が持てた瞬間でしょうか・・・。

誤解のないように補足すると、小田原の暮らしは大変満足しています。過去に住んだ場所で一番良いと感じているぐらいです。自分の趣味にアウトドアのものが加わってきたというのも大きいと思いますが、海が近くて山も近くて温泉もある、そういう立地を思う存分に楽しんでいます。

北条五代祭りに来ていた柳沢慎吾

2024年の目標

2024年は以下の3つを目標にします。以下、具体的に内容を補足します。

  1. データ × AI の仕事で成果を出す
  2. 健康のための検査・治療を行う
  3. フルマラソンで4時間を切る(リベンジ)

 

目標1. データ × AI の仕事で成果を出す

2024年はまず最初に仕事の目標を掲げようと思います。これまであまり発信が出来ていませんでしたが、GPT-4の登場とともにR&D組織を立ち上げ、LLMを中心にした仕事をしてきました。過度な期待を持ったピーク期を経て、万能に見えて実は不得手なこともたくさんあってプロダクションに組み込むことの難しさを知った幻滅期に突入し、色々と酸いも甘いも体験した今だからこそ、きちんと成果を残せる状態になったと感じています。新年度はR&D組織をデータ・AIを取り扱う組織に形を変え、より一層コミットしていくつもりです。結果出します!

 

目標2. 健康のための検査・治療を行う

年が明けたら37歳、いよいよ40歳が近づいてきました。もともと40歳になったら身体の総点検をしようと考えていたのですが、まとめてたくさんの検査を受けるのも大変なので、分散させて来年から始めていこうと考えています。

まずは今年に不整脈と診断を受けたのでその定期検診があります。それに加えて、大腸の内視鏡検査をやろうと思います。これまで胃の内視鏡検査はしたことがあったのですが、大腸の検査を受けたことはなく、定期的に下痢になったり便秘になったりしていて、少し気になる症状もあったので、思い切って検査を受けてスッキリしたいと思っています。検査自体は鎮痛剤を使ってもらうのでそこまで心配ではないのですが、検査に至るまでの腸の洗浄が気が重い・・・。もう予約はしているので腹を決めてやってきます。

そしてずっとその場しのぎで乗り越えてきた花粉症の根本治療もやります。高校1年生の頃から付き合ってきた花粉症。よくよく考えると、1年には季節が4つしかないのに、その内の一つが外出できないレベルのアレルギーが出るというのはかなりの異常事態ですよね。スギ花粉には舌下免疫療法という約2~3年のあいだ毎日薬を服用しなければいけないというなかなか厳しい治療法なのですが、長い目で見たときに花粉症でないことによる幸福度の高まりは計り知れないと思い、ようやく重い腰を上げようと決めました。

 

目標3. フルマラソンで4時間を切る(リベンジ)

再びフルマラソン4時間切りにチャレンジします。そろそろ達成できるのではないかという感覚は少しずつ芽生えてきているので、来年こそやってやります!歳を重ねると余計にハードルがあがると思うので、若いときに達成しておきたい目標です!

 

終わりに

というわけで、2023年の振り返りと2024年の目標でした。もうすぐ小田原で迎える初めての正月です。初詣はどこに行くものなのか?そんな些細なことを考えながら年越しの準備ができるのは新しい街に引っ越す醍醐味の一つです。生活に変化があるのはとても良いことです。その内、ここでの暮らしも当たり前になってしまうと思うのですが、そのなかでも常に新しさや変化を見出していきたいと思います。さて、そんなわけで、取り留めもない終わりになりましたが、2023年は皆さん大変お世話になりました。良い年をお迎えください。

 

 

 

 

2022年を振り返って

2022年もあっという間に終わりですね。ブログを書く習慣はすっかり失われてしまいましたが、1年の振り返りだけは年末の風物詩として続けていきたいと思っています。2012年からはてなブログを書いているので、当時の考えを改めて読むことができるのは貴重に感じます(それ以前はアメブロに書いていましたがその頃の黒歴史は既に葬り去りました)。

今年はコロナが良くも悪くも日常となり、活動の幅が以前のように戻ってきたのではないかと思います。2023年からは久しぶりに海外旅行にも行くつもりです。しっかり2022年を振り返り、新たな1年を迎えたいと思います。

 

らかんの湯が麓にある御船山

2022年の振り返り

タイムライン

  • 1月   ... ピープル&カルチャーユニットへ異動
  • 2月   ... 伊豆の温泉旅館「おちあいろう」へ
  • 4月   ... かすみがうらマラソン出走
  • 6月   ... 京都旅行
  • 8月   ... 初登山 at  筑波山 
  • 9月   ... 会社でエンゲージメントサーベイを実施
  • 10月 ... 水戸黄門漫遊マラソン出走
  • 11月 ... 佐賀旅行
  • 12月 ... プロダクト開発ユニットへ再び異動が決定

Input(本)

昨年末のエントリーでは「フルマラソンを完走する」「富士山に登る」「ピープル&カルチャー領域の仕事で結果を残す」の3つを2022年の目標として掲げていました。定量的なインプットの目標設定はしなかったのですが、最低限は本を読むことができていたようで少し安心しました。学びを続けながら1年を通じて目標を意識して過ごすことができて、良い1年だったと思うのですが、いつもに増して時間が過ぎるのを速く感じました。それだけ充実していたということなのか、それとも加齢によるものなのか…。いずれにせよ目標を一つずつ振り返りたいと思います。

 

目標1. フルマラソンを完走する

達成です。フルマラソンを2回走ったのですが、2回目の大会で4時間52分のタイムで完走することができました。決して良いタイムというわけではありませんが、一つの区切りである5時間を切ることができて満足しています。

ラソンスタート前。直前までマスクというコロナ禍仕様の大会でした。

フルマラソン、始めるまでは「いったい何が楽しいのだろう?」というのが率直な気持ちだったのですが、やってみるとドハマリしています。この歳になると新しいことに全くの初心者として挑戦する機会は非常に少なくなりますが、フルマラソンはその機会を与えてくれました。当初は3kmも走れなかったところからスタートして、次第に距離とスピードが伸びていく様子を感じられるのがとても楽しいです。また、42kmを走って発見する自分の身体の感覚など(まさに足が棒になる感じとか)、新鮮な体験ばかりです。もちろん辛い練習も多々ありますが、タイムを4時間30分→4時間→3時間30分と伸ばしていくにあたってまた新たな発見もあるでしょうし、しばらくは続けていきたいと思います。

 

目標2. 富士山に登る

未達でした。妻と富士山に登る計画をしていたのですが、登山のスケジュールと妻の体調が思うように噛み合わず、今年は見送ることにしました。残念ですが来年に持ち越したいと思います。

一方で、富士山の予行練習として筑波山と大山に登りました。これは中学生の頃以来のちゃんとした登山で、とても良い経験でした。ランニングにもハマっているので、もしかしたらトレイルランニングにも手を出すかもしれません。

神奈川県の大山

 

目標3. ピープル&カルチャー領域の仕事で結果を残す

達成です...と言い切りたいところですが、この領域の成果は短期的に測るところが難しいところもあります。ただ、自分の中でこの領域での仕事のフェーズを以下のように定義していました。

  • フェーズ 1. カルチャーモデル設計 / 定常業務の標準化
  • フェーズ 2. カルチャーモデルに基づく制度設計 / 採用母集団の多角化
  • フェーズ 3. 継続改善

この内のフェーズ 1 は自信を持って出来たと言えると感じています。企業文化の設計と言語化を進め、組織規模が拡大しても大事にしたい価値観が変わらず継承されていく土台を築くことができたと思います。この言語化は組織風土などの抽象的なところから選考プロセスなどの具体的なところまで設計しきるのが肝なのですが、その両方をバランス良くすることができたのではないかと思います。設計をした一部の資料は外部にも公開しているので興味のある方はご参考までどうぞ。 → COMPASSの選考プロセス

こうした設計を進めるのと同時に定常業務の標準化の推進も行いました。この辺りの取り組みはnoteにも書いたのですが(例: ルーティンやオペレーションなどの定常業務をNotion、Asana、GASで標準化した話)、弊社のピープル&カルチャーは人事と総務を管轄する組織であり、多くの定常業務が存在します。これらを標準化して属人化を解消していくことで、弾力性のある強い組織となってきています。定期的に行っているエンゲージメントサーベイでもその効果が結果として定量的に現れているので、良い仕事ができたのではと自己評価しています。

 

以上が2022年の目標に対する結果です。富士山だけは残念な結果となりましたが、これも日程的な兼ね合いの問題で、代わりの行動がちゃんと出来ているので、個人的には楽観視しています。1年を通じて充実感もありました。この調子で2023年も良い1年にできればと思います。

 

2023年の目標

2023年は以下の3つを目標にしたいと思います。

  • 富士山に登る(リベンジ)
  • フルマラソンで4時間を切る
  • ローカルコミュニティと接点を持つ

富士山は前述の通りリベンジ目標です。今年に登った筑波山と大山はいずれも低山なので、少しは山に慣れたとは言え、3776mは自分にとってまだまだチャレンジです。運動をしている今のうちに登っておきたい。来年こそスケジュールと天候と体調に恵まれますように...!

フルマラソン4時間切りはこの中では不確実性が一番高い目標です。ランニングをしない方はこの難易度が想像しづらいと思いますが、フルマラソンに出場するランナーの内の上位約25%に入るレベルです。ちゃんと練習を積み重ねないと届くレベルではないので、怪我に気をつけながら頑張りたいと思います。

ローカルコミュニティと接点を持つというのは、実は2023年2月に神奈川県小田原市に引っ越す予定でして、そこで地場の何かしらの活動に関わっていけたらと考えています。小田原市は人口20万人を下回る地方都市です。これまでの東京暮らしとは変わって、人との距離感も変わってくるだろうと思うので、環境の変化をチャンスに自分の活動の幅を拡げられたらと考えています。

最後の目標については、仕事に関わることを掲げようか考えたのですが、やっぱり止めました。仕事では来年再びプロダクト開発の仕事をすることが決まっていて、会社がさらに成長をしていくためにボトルネックを吸収していくような立ち回りをより求められています。それはそれで職業人として発揮できるパフォーマンスが向上しているのを感じるのですが、これまでの経験やスキルの延長線上でやりくりしている感じもあり、会社の業績は好調なのですが個人としては若干スランプ気味です。そういうこともあって個人の意識としては仕事以外に目を向けるようにできればと考えています。※もちろん仕事は仕事で目標設定はします

 

終わり

というわけで、2022年の振り返りと2023年の目標でした。これを書いているのが2022年12月30日の夜なので、明日はもう大晦日で年越しです。新年早々に引っ越しをするので、東京での暮らしもラスト1ヶ月。引っ越し先は小田原市なので、東京圏内ではあるのですが、頻繁に都内に来ることは減ると思うので、やり残しがないように東京ならではのことをしておくつもりです。東京にお住まいの知り合いの方、タイミングがあえばぜひご飯も行きましょう。お声がけ頂けると嬉しいです。

さてさてそんなわけで2022年もこれで終了ですね。今年も多くの人に支えて頂いて感謝でいっぱいです。2023年も皆さんどうぞよろしくお願いします。良いお年をお迎えください。