2018年を振り返って
あっという間に2018年も終わりですね。仕事納めが12月28日で無事に終わり、自宅に戻って振り返りの記事を書いています。この振り返りエントリーは2012年から続けているので、こうしてPCに向かうといよいよ年末だなあという実感が湧きます。気持ち良く1年を締めくくり、幸先良い新年を迎えたいものですね。
2018年の振り返り
- 1月 ... Gantt Chart Generatorをリリース
- 3月 ... Precedence Diagram Makerをリリース
- 5月 ... PMだった大型プロジェクトが終了
- 5月 ... 初めてのアメリカ旅行
- 6月 ... PMとして超大型プロジェクトが開始
- 8月 ... 鹿児島旅行
- 9月 ... サウナと出会う
- 10月 ... バクシンをリリース
- 11月 ... ダーツの旅
昨年末のエントリーでは「プロジェクトマネジメントのスキルアップ」「PythonとSQLを覚える」「中学数学、数学IAをやり直す」「筋力トレーニングを始める」の4つを2018年の目標として掲げていました。これらに関しては、途中で方向転換したものや、達成できていないものもあるのですが、おおむね満足のいく1年間になりました。一つずつ振り返ってみたいと思います。
目標 1. プロジェクトマネジメントのスキルアップ
スキルアップには、知識のインプットと、実践のアウトプットの両方が必要です。幸いなことに、2018年は○億円規模の大型プロジェクトを2つもPMとして担当することができて、非常に多くの経験値を積むことができました(その内の一つは今も継続中)。
知識のインプットでは、本を読んでまとめを言語化する、というサイクルを意識して取り組みました。ちなみに、読んだ本の一覧は下記です。プロジェクトマネジメントだけではなく、システムテストや要件定義、エンジニアリングなど、関連する分野の勉強も必要かなと思い、対象範囲を拡げて選択しました。もうちょっと読めたかなあという感じもありますが、実践に活かせる知識もたくさん得られたので及第点としたいと思います。★をつけたのはお薦めの本です。皆さんも是非読んでみてください。
2018年で読んだ本一覧
- ★ エンジニアリング組織論への招待
- 曖昧性との共存
- ★ 曖昧性とのたたかい
- 失敗しないITマネジャーが語る プロフェッショナルPMの神髄
- エクストリームプログラミング
- ユーザーストーリーマッピング
- カンバン仕事術
- 演習で身につく要件定義の実践テクニック
- はじめよう! プロセス設計 ~要件定義のその前に
- ★ Inspired: 顧客の心を捉える製品の創り方
- ★ 知識ゼロから学ぶソフトウェアテスト 【改訂版】
- ★ アジャイルな見積りと計画づくり
- ★ スクラム 仕事が4倍速くなる“世界標準”のチーム戦術
- ★ トヨタ 仕事の基本大全
- 無印良品は、仕組みが9割
- ★ 世界を動かすプロジェクトマネジメントの教科書
目標 2. PythonとSQLを覚える
これは方向転換をして、Python・SQLではなく、JavaScriptに取り組みました。JavaScriptで出来ることも増えていますし、元々JavaScriptは少し書けたので、素人が広く薄くやるよりは、一つを深めていった方が良いだろうという判断です。
アウトプットとしては、Google App Scriptのアドオンを2つ、React NativeでiOSアプリを1つリリースしています。また、仕事のプロジェクトを推進していく為に、AsanaのAPIと連携したSlack Botなど、業務改善ツールにも取り組みました。純粋にモノづくりそのものが楽しかったですし、プログラミングで得られた経験や知見は、本業のプロジェクトマネジメントにも大きなプラスになっていると思います。
プログラミング関連で2018年で一番の経験は、Gantt Chart GeneratorというGoogle App Scriptのアドオンが想像以上にダウンロードされたことです。12月28日時点のユーザー数が 21848人、レビューは57件ついています。1口9.8ドルからという強気な寄付リンクを小さくつけていたら、数十人の方が寄付をしてくれました。2口以上寄付をしてくれる人もいて大変ありがたかったです。その中でも一番嬉しかったのは、コードをGithubに公開しているのですが、ここにスターが50弱ついたことです。自分が作ったものが評価されるということは本当に嬉しいものですね。
また、多くの人が使うからこそ得られる気づきがたくさんありました。例えば、設計の甘さから起こるバグ。世界各国で使われる想定をしていなかったので、時差やサマータイムの対応に苦しみました。他にも、メンテナンス性が考慮できていなくてアップデートするときに特定の手順を踏んでもらわないと動かなくなるとか、本当に様々なトラブルに遭遇しました。設計やテストの重要さを実体験で理解できたのは大きかったです。今後の個人開発、仕事のプロジェクトにこの経験を活かしていきたいと思います。
目標 3. 中学数学、数学IAをやり直す
これは途中で挫折しました。中1から始めて中2の図形までいきましたが、これがもう本当に面白くなかった。気分転換に中3の平方根とかやってみましたが、モチベーションがあがらず、あえなく断念しました。 無念。
目標 4. 筋力トレーニングを始める
これはバッチリ達成できました。NHKの筋肉体操を見ながら毎日やっています。プロテインも飲み始めました。筋肉は裏切らない。筋トレで70kgまでの増量を目指します。
その他
2018年の大きなトピックの1つはサウナとの出会いです。先輩サウナーに導かれて、錦糸町のニューウイングに行ったのですが、完全にやられました。今では週2でサウナに通っています。僕はもうお酒をやめてしまったので、友人の皆さん、今後は飲みではなくサウナに行きましょう。一緒に整いましょう。
2019年の目標
2019年はこの3つを目標にしたいと思います。ヒンディー語はずっとやりたいと思っていていて、インドから帰国して4年近く経ちましたが、ようやく始められるほどの時間的余裕が作れそうです。まずは基本的なヒンディー語を覚えて、インド料理屋で裏メニューを頼むことを目指します。ゆくゆくはインド人をあっと驚かすほどの流暢なヒンディー語が話せるようになりたいです。
怒りの感情のコントロールはずっと自分の課題だと思っていて、仕事で感情的な議論をしてしまう度に反省をしていました。アンガーマネジメントは、anger(怒り)をmanagement(管理)するというもので、精神的ではなくシステム的なアプローチで怒りをコントロールするものです。これが出来たら一つ上のステージに自分が成長できる気がします。
筋トレとサウナはもはや習慣化しているのですが、引き続き継続して、心身の健康を維持したいと思います。2019年で32歳になりますし、これからは健康第一ですね。
終わりに
さて、2018年も皆さま大変お世話になりました。年末はどのようにお過ごしでしょうか。僕は明日から家族旅行に出かけ、大晦日に戻って自宅でゆっくりと年越しをする予定です。歳を重ねるに連れて、こういう年越しが理想的になってきました。それでは皆さまも良いお年をお迎えください。 2019年もどうぞよろしくお願いします。