学習宣言!英語を始めます。

私、常盤卓也は英語の学習を始めます。

あえてブログにする程のことでもありませんが、公言することで自分が追い込まれ、継続のモチベーションになるのでここに書いておきます。(これで禁煙にも成功しました。ランニングは1ケ月で挫折しましたが・・・。)

 

  • 現在の英語力

おそらく中学1年生ぐらいのレベルだと思います。高校1年生のときに英語検定3級をとったのが、僕が記憶する限りの最後の英語学習でした。また、先日オンライン英会話に挑戦しましたが、講師の方は英語しか話せないので、事前の授業内容や時間の設定などのチャットのやり取りすら上手くできなかった状態です。

 

  • 目標

最終目標は英語圏の人たちとビジネスができるレベルまで上達することです。しかし、現状のレベルからの対比が大きすぎるので、まずは1年で簡単な日常会話ができるレベルを目指します。また、個人的にマリナーズのイチローの大ファンなので、彼が引退する前にシアトルまで1人で行くことも小さな目標の一つです。

 

  • 決意表明みたいなもの

僕は昔から「一度言い出したら言うことを聞かない奴」のような評価を友人から受けてきました。これは自分でも自覚していて、こうだ!と思ったら真っ直ぐに走っていきたいタイプの人間です。また、「曲がったことが嫌い」のような側面も持っていて、理想論を追い求めたがります。

そんな僕ですが大人になってからどうしても許せないものを一つ見つけました。…それは、「自分ではどうすることも出来ないものに対する差別」です。こういったものが大嫌いで、これを変えていこうとする運動に対して非常に共感を覚えます。

例えば、昨年?に流行った龍馬伝。これは土佐藩の下士に生まれた坂本龍馬が、(土佐藩では武士の身分が上士と下士に分かれており、強い差別があった)身分制度のない世の中にしようと必死にかけまわる姿に感動したものです。生まれた家がたまたま下士の家だったから差別を受けるのはおかしいじゃないか?そう僕は強く思います。これと同様に、在日だから部落だから○○人だからなどの差別もとても嫌いで、大事なのは生まれた場所や家系ではなくて、その人がどういう人なのかだと思います。

 

さて、これが英語学習とどう関係があるかですが、もう少し遠回りをさせてください。

 

突然ですが、僕たち日本人は龍馬伝で言えば「上士」にあたる優遇を受けていると思います。例えば、日本に生まれて幼少期に餓死してしまうという話は殆んど聞きません。しかし、発展途上国にいくと今日食べるご飯にすら困っている子供達がたくさんいると言います。また、日本の大学進学率は5割を超えていますが、発展途上国では学校に行くことすらままなりません。

この差は何なのでしょうか。日本の子供達と発展途上国の子供達に大きな能力の差があるからなのでしょうか。……決してそうではありません。

それは僕たちが、たまたま”日本に生まれた”というだけの理由です。たまたま僕たちは日本に生まれてきたおかげで、多くの人が食事にも困らず生活することができています。けれど、たまたま発展途上国に生まれただけで苦しんでいる人も大勢います。

 

これが僕の許せないことの一つにある「自分ではどうすることも出来ないものに対する差別」ではないのかと、最近になって考えるようになりました。そして、生まれた場所で格差があるのではなく、本人の能力で格差が生まれるような社会になるべきではないのか、今後はそういう社会になっていくのではないか、そう思い始めているのです。

 その理由として、「IT革命」やら「情報の流通速度の最大化」やら「技術のコモディティ化」など聞いたような単語がありますが、ここではそれは置いておきます。

 ただ、日本と外国との距離が近づいているのは事実です。坂本龍馬の時代では高知県から東京都に行くのも一苦労でした。正規の申請では許可がなかなか降りなかったり、黙っていくと罪人になって二度と帰ってくることができなかったり、残した家族が苛められたり、歩いていくので時間がやたらかかったりと、今では考えられないようなことばかりで、これが昔の高知県から東京都の”距離”でした。

これを外国に置き換えるとどうでしょうか。近いとまでは断言しませんが、昔の高知県から東京都に比べると近くに感じませんか?申請をすると大体は許可が出たり、もう二度と帰国ができなくなることはないし、残した家族に問題はなし、歩くどころか飛行機に乗るだけです。もしかすると金銭的にも昔より今の方が安くすむかもしれません。そして、さらなる技術の進歩によって距離はどんどん近づいていくことでしょう。

 

では、残すところの壁は何なのか?それは言語だと思います。日本では小学校から英語教育が始まるのに、大人で英語を話せる人が少数派です。それに比べ、外国では英語圏の国を除いても多くのビジネスマンが英語を話すといいます。今までは日本の経済が強くそれでもよかったのですが、今後はそういう訳にはいきません。事実、今でも多くの仕事が日本外へ流れています。これは止めることのできない流れです。誰だって日本人に頼めば20万円かかるのと、海外に頼めば10万円ですむのならば、後者にお願いするでしょう。そもそも言葉が通じないと競争すら出来ません。

 

僕は格差そのものに反対している訳ではありません。むしろ、能力による格差はあって当然だと思います。そしてこれからは、「たまたま日本に生まれたから裕福」を許してくれない時代がやってくると思います。生活水準を落とす必要がある人も多く出てくるでしょう。誰だって今より生活水準が落ちるのは嫌ですが、それは能力で格差が生まれる、僕の価値観では正しい世の中です。だからこそ、僕はそんな世の中で生き残るためにも、自分の価値観を肯定する為にも、仕事を100%楽しむためにも、まずは英語を身に付けようと決心しました。0からのスタートなので苦しむことも多いと思いますが、持ち前の負けん気で頑張るつもりですので、生暖かく見守って頂けると幸いです。

 

長文にお付き合い頂きありがとうございました。これが僕が英語を学習する動機の50%です。

 

残りの50%は金髪のイケてる女性とデートする為に頑張る所存でありますので、応援よろしくお願いします。